福岡の冬、電気代が気になっていませんか?「今月の電気代、また高くなってる…」。
あまがみ冬になると、こんな悩みを抱えている福岡の方は多いのではないでしょうか?
福岡の冬の平均電気代は約9,680円で、夏の7,384円と比べると2,000円以上も高くなります。1年で最も電気代がかかる季節が冬なのです。特に2024年は政府の補助金が終了した影響で、6月分の電気料金が前年比43.8%も値上がりし、多くの福岡県民の家計を圧迫しました。



でも、安心してください
この記事では、福岡に住んでいる方に向けて、冬の電気代を効果的に節約する方法を、中学生でもわかるように詳しく解説します。難しい知識は必要ありません。今日から実践できる簡単な方法ばかりです。
この記事を最後まで読めば、あなたも電気代の節約マスターになれるはず。



毎月の電気代を1,000円、2,000円と減らして、その分を他の楽しいことに使いませんか?
福岡の冬の電気代は工夫次第で大幅に節約できる


電気代節約で年間1万円以上の節約も可能
福岡の冬の電気代は、正しい知識と工夫があれば、大幅に節約することができます。特にエアコンの使い方を見直すだけで、月に800円〜1,000円以上の節約が期待できます。
冬の電気使用量の約32.7%を暖房器具が占めており、その中でもエアコンは約17%を占めています。



つまり、エアコンの使い方を改善することが、電気代節約の最大のポイントなのです
福岡の気候特性を活かした節約が効果的


(福岡で雪が降るのは少なく、もし積もるとしても山側のエリアが多いです)
福岡は九州にありますが、意外にも冬は寒さを感じやすい地域です。平均気温は東京とあまり変わらず、1月の平均気温は7℃前後。ただし、氷点下になる日は少なく、積雪も都市部ではほとんどありません。



この「それほど極端に寒くない」という福岡の気候特性を理解し、適切な暖房対策を行うことで、無駄な電気代を抑えることができるのだ
なぜ福岡の冬の電気代は高くなるのか


理由1:外気温と室温の温度差が大きい
冬の電気代が夏よりも高くなる最大の理由は、「外気温と室温の温度差」です。
夏の場合、外気温が35℃で室温を28℃に保とうとすると、温度差はわずか7℃です。しかし冬の場合、外気温が5℃で室温を20℃に保とうとすると、温度差は15℃にもなります。



エアコンは、この温度差が大きければ大きいほど、多くの電力を消費します
そのため、同じエアコンを使っていても、暖房時の消費電力は冷房時の約5倍に達することもあります。冬の電気代が高くなるのは、このためなのです。
理由2:暖房器具の消費電力が大きい


冬に使う暖房器具は、夏に使う冷房機器と比べて消費電力が大きい傾向にあります。
例えば、夏に使う扇風機の消費電力は1時間あたり10〜50Wが目安ですが、ヒーター系の暖房器具は出力が「中」以上になると500W以上になります。



エアコンの暖房も、機種や部屋の広さによっては500〜1,500W程度の消費電力となります
使用時間が長くなればなるほど消費電力量がかさむため、冬の電気代は高くなりやすいのです。
理由3:日照時間が短く照明を使う時間が長い
冬は夏と比べて日照時間が数時間短くなります。福岡の場合、冬は日本海型気候の影響で曇りの日が多く、さらに日が短く感じられます。
日照時間が短くなると、室内で照明を使用する時間が長くなります。



照明は単体での電気代はそれほど高くないが、使用する時間が増えたり、点灯している数が増えたりすると、積み重なって電気代が高くなる
理由4:福岡特有の「体感温度の寒さ」
福岡は気温の数値以上に寒く感じることが多い地域です。その理由は、日本海側特有の「湿った寒さ」と「北西の季節風」にあります。
実際の気温は氷点下になることが少なくても、風が強く湿度が高いため、体感温度が実際の気温よりも低く感じられます。



そのため、ついつい暖房の設定温度を高くしてしまい、電気代が上がってしまうのです
理由5:電気料金の値上げ


2024年は政府の物価高騰対策補助金が終了したことで、電気料金が大幅に値上がりしました。福岡を含む九州地方の電気代は、全国的に見ると比較的安い水準にありましたが、補助金終了の影響を強く受けて値上げ率が大きくなりました。
もともと安かった分、値上げ率が大きく感じられ、多くの福岡県民の家計を圧迫する結果となっています。電気の使用量が同じでも、料金単価が上がれば電気代は高くなるのです。
福岡の冬の電気代を節約する具体的な方法
方法1:エアコンの設定温度を見直す【最重要】


設定温度は20℃を目安に
環境省が推奨する冬の暖房時の室温は20℃です。暖房の設定温度を1℃下げるだけで、約10%の電気代の節約につながります。
具体的な節約額を計算してみましょう。1日18時間エアコンを使った場合、1日あたりの電気代は約279円です。設定温度を1℃下げると、1日あたり約28円、1ヶ月で約840円の節約が可能になります。



最初は「20℃では寒いのでは?」と思うかもしれませんが、実際に試してみると、適切な服装をすれば十分快適に過ごせることがわかります
寒く感じたら、まず1枚着込んでから設定温度を上げることを検討しましょう。
風向きは「下向き」に設定
暖かい空気は軽いため、天井付近にたまりやすい性質があります。



エアコンの風向きを下向きに設定することで、暖かい空気が足元から広がりやすくなり、効率的に部屋を温められます
この設定を忘れていると、天井ばかり暖かくなって足元は寒いまま、ということになり、無駄な電力を消費してしまいます。
風量は「自動」に設定
エアコンの風量は「自動」に設定するのがおすすめです。自動モードにすると、部屋の温度に応じて効率的に風量が調整されます。手動で風量を設定するよりも、無駄な電力消費を防げます。
室温が設定温度に達するまでは強い風で一気に温め、達したら弱い風で温度を維持する。



この切り替えを自動でやってくれるため、結果的に節電になるのです
方法2:エアコンは「つけっぱなし」が得な場合もある


30分以内の外出なら消さない方が節約に
「エアコンはこまめに消した方が節電になる」と思っている方は多いですが、実はこれは間違いです。ダイキン工業の実験では、30分程度の外出なら「つけっぱなし」の方が消費電力量は小さく、電気代が安くなることがわかりました。
エアコンは起動時に最も電力を消費します。設定温度に達するまでフル稼働するため、何度もオン・オフを繰り返すと、その都度大量の電力を消費してしまうのです。
長時間の外出時は消す



ただし、1時間以上の外出の場合は、エアコンを消した方が節約になるぞ
状況に応じて「つけっぱなし」と「こまめに入切」を使い分けることが大切です。
福岡の冬は比較的温暖なため、短時間の外出後に部屋が極端に冷え切ることは少ないです。



この特性も考慮して、賢く使い分けましょう
方法3:エアコンのフィルター掃除を定期的に行う
エアコンのフィルターを2週間に1度掃除することで、消費電力を約6%削減できるとされています。
フィルターにホコリが溜まると、エアコンの吸い込み効率が落ち、余計な電力を消費してしまいます。特に冬場は稼働時間が長くなるため、定期的な掃除が欠かせません。
掃除の方法は簡単です。フィルターを取り外し、掃除機でホコリを吸い取るか、水洗いして乾かすだけ。月に2回、10分程度の作業で年間数千円の節約につながるなら、やらない手はありませんね。
方法4:サーキュレーターや扇風機を併用する


暖かい空気は天井の方にたまってしまうため、いくら暖房をつけても足元が寒いということが起こります。
そこで効果的なのが、サーキュレーターや扇風機を使って、天井の暖かい空気を部屋全体に循環させる方法です。



サーキュレーターを天井に向けて風を送れば、暖かい空気を循環させることができるぞ
調査結果によると、サーキュレーターを併用した方が省エネになることが実証されています。部屋全体に暖かい空気を行き渡らせることで、暖房の設定温度を上げることなく、部屋を暖めることができるのです。
方法5:窓からの冷気をシャットアウト


冬の暖房時に、家の中の熱の約6割は窓などの開口部から逃げるとされています。そのため、窓の断熱対策は非常に効果があります。
厚手のカーテンを使う
厚手のカーテンや断熱効果のあるカーテンを使うと、窓からの冷気をシャットアウトし、室内の温度が下がるのを防いでくれます。カーテンは窓ガラスの部分だけを覆うのではなく、上部や下部にすきまができないよう、天井から床いっぱいまでたっぷりと垂らすと、保温効果が高まります。
また、カーテンの色も実は電気代の節約に効果があります。暖色系でまとめられた部屋は、寒色と比べて暖かく感じるといわれています。赤やオレンジ、ベージュなどの暖色系のカーテンを選ぶことで、体感温度を上げられるのです。
断熱シートを貼る
窓ガラスに断熱シートを貼るのも効果的です。ホームセンターなどで1,000円程度から購入でき、自分で簡単に貼ることができます。
昼間はカーテンを開けて太陽光を部屋に取り込み、夜は厚手のカーテンで保温効果を高める。この使い分けも重要なポイントです。
方法6:加湿器で湿度を上げる
湿度が10%下がると、体感温度は1度下がるといわれています。冬は湿度が低いため、体感温度が下がって寒く感じます。
加湿器を使用して湿度を上げることで、設定温度を低めにしても暖かく感じることができます。人が快適に過ごせる湿度は40〜60%が目安です。湿度計を置いて確認し、40%を下回る場合は湿度を上げる対策をとりましょう。
加湿器がない場合は、やかんでお湯を沸かしたり、鍋料理をしたり、洗濯物を部屋干ししたりすることでも湿度を上げられます。湿度が上がると、インフルエンザウイルスの活動も抑えられるため、健康面でもメリットがあります。
方法7:暖房器具を使い分ける
部屋全体を暖めたい時はエアコン、自分のいる場所だけを暖めたい時は電気毛布やこたつなど、状況に応じて暖房器具を使い分けることで節約できます。
1時間あたりの電気代の目安
- 電気毛布:約1〜2円
- こたつ(弱):約2〜3円
- こたつ(強):約4〜5円
- エアコン(6畳):約15〜20円
- 電気ストーブ(強):約25〜30円
部分的に暖める暖房器具は、エアコンと比較して電気代が安いことがわかります。リビングで家族全員が過ごす時はエアコン、自分の部屋で勉強する時は電気毛布やこたつ、というように使い分けることで、無駄な電気代を削減できます。
方法8:服装で体温調節をする


設定温度を下げても快適に過ごすためには、服装の工夫が大切です。
首・手首・足首を温める
暖房の設定温度を控えめにする場合は、寒さを感じやすい「首・手首・足首」の3つの首を保温するのがおすすめです。タートルネックやマフラー、レッグウォーマー、厚手の靴下などを活用しましょう。
重ね着で調整
1枚の厚い服よりも、薄い服を何枚か重ね着する方が、空気の層ができて暖かく保てます。また、室内と屋外の温度差が大きい福岡では、脱ぎ着しやすい服装がおすすめです。
ヒートテックなどの機能性インナーを活用することで、見た目は薄着でも暖かく過ごせます。「寒いからエアコンの温度を上げる」のではなく、「寒いからもう1枚着る」という習慣をつけることが節約につながります。
方法9:照明をLEDに変える


白熱電球をLED電球に交換するだけでも、消費電力を大幅にカットできます。
白熱電球の消費電力は約54Wですが、同じ明るさのLED電球は約9Wです。つまり、約6分の1の電力で同じ明るさを得られるのです。1日10時間使用した場合、1ヶ月で約400円の節約になります。
LED電球は初期費用が白熱電球より高いですが、寿命が約40倍も長く、長期的に見れば確実にお得です。家じゅうの電球を一度にすべて交換するのは大変なので、切れた電球から順にLEDに交換していくのがおすすめです。
方法10:待機電力を減らす
使っていない家電のコンセントを抜くことで、待機電力を減らすことができます。
福岡県の待機電力は全体平均で年間約5,236円程度といわれています。つまり、月に約436円が待機電力として無駄に消費されているのです。
テレビ、電子レンジ、炊飯器、パソコンなど、使っていない時はコンセントを抜くか、スイッチ付きの電源タップを使って簡単にオン・オフできるようにしましょう。
ただし、冷蔵庫は常時稼働させる必要がありますし、エアコンやテレビのリモコン受信部などは、コンセントを抜くと設定がリセットされてしまうこともあります。抜いても問題ない家電を見極めることが大切です。
方法11:契約アンペア数を見直す


電気料金は、契約アンペア数が大きいほど基本料金が高くなる仕組みです。
もし、ブレーカーが落ちたことがほとんどないなら、契約アンペア数を下げられないか検討してみましょう。例えば、50Aから40Aに下げると、月に約286円、年間で約3,432円の節約になります(九州電力の場合)。
ただし、契約アンペア数を下げすぎると、冬場に暖房と他の家電を同時に使った時にブレーカーが落ちてしまう可能性があります。まずは自分の家の電気使用状況を確認してから変更しましょう。
方法12:電力会社やプランを見直す
契約している電力会社やプランを見直すことで、電気代が安くなることもあります。
2016年の電力自由化以降、さまざまな新電力会社が登場し、多様な料金プランが提供されています。夜間料金が安いプラン、電気使用量が多いほどお得になるプラン、再生可能エネルギーを使ったプランなど、ライフスタイルに合わせて選べます。
福岡で利用できる電力会社は、九州電力のほか、多くの新電力会社があります。比較サイトを利用して、自分の家庭の電気使用量に合った最適なプランを探してみましょう。電力会社を切り替えるだけで、年間数万円の節約になることもあります。
方法13:家電の使い方を工夫する


冷蔵庫
- 設定温度を「強」から「中」に変える
- 食品を詰め込みすぎない(冷気の循環が悪くなる)
- ドアの開閉回数を減らし、開けている時間を短くする
- 熱いものは冷ましてから入れる
洗濯機
- まとめ洗いをする(少量を何度も洗うより効率的)
- お風呂の残り湯を活用する
電気ポット
- 保温機能を使わず、必要な時に必要な分だけ沸かす
- 魔法瓶タイプを使う
小さな工夫の積み重ねが、大きな節約につながります。
方法14:時間帯を工夫する
電力会社によっては、時間帯別の料金プランを提供しているところもあります。夜間の電気料金が安いプランに加入している場合は、洗濯機や食洗機などは夜間に回すことで電気代を節約できます。



また、ピーク時間(夕方17時〜20時頃)は電力需要が高まり、電気料金が高くなる場合があるぞ
この時間帯の電気使用を控えることも、節約につながります。
今日から始められる福岡の冬の電気代節約術


まとめ:小さな工夫の積み重ねが大きな節約に
ここまで、福岡の冬の電気代を節約する14の方法をご紹介してきました。すべてを一度に実践する必要はありません。できることから少しずつ始めてみましょう。
特に効果が大きいのは、以下の5つです。
- エアコンの設定温度を20℃に下げる(月約840円の節約)
- エアコンのフィルターを2週間に1度掃除する(消費電力6%削減)
- サーキュレーターを併用する(暖房効率アップ)
- 窓の断熱対策をする(熱の流出60%削減)
- 電力会社・プランを見直す(年間数万円の節約も)
これらを組み合わせることで、月に1,500円〜2,000円、年間で18,000円〜24,000円の節約も十分可能です。
福岡の気候特性を活かした賢い節約を
福岡の冬は、氷点下になる日が少なく、積雪も都市部ではほとんどありません。この比較的温暖な気候を活かして、無理のない範囲で節約することが大切です。
北海道や東北のように極寒の地域では、暖房を切ることは健康に関わる問題になりますが、福岡ではちょっとした工夫で快適さを保ちながら節約できます。
節約は環境にも優しい


電気代を節約することは、家計に優しいだけでなく、環境にも優しい行動です。電力の過剰な消費は、化石燃料の消費を増加させ、温室効果ガスの排出量を増やすことにつながります。
節電を心掛けることで、地球温暖化対策の一環にもなるのです。あなたの小さな行動が、未来の地球を守ることにつながっています。
無理のない範囲で継続することが大切
節約は、無理をしすぎるとストレスになり、長続きしません。「エアコンを一切使わない」「照明をつけない」などの極端な節約は、生活の質を下げてしまいます。
快適さを保ちながら、無理なく続けられる方法を見つけることが大切です。最初は1つか2つの方法から始めて、慣れてきたら他の方法も取り入れてみましょう。
家族みんなで取り組もう
電気代の節約は、家族全員で取り組むとより効果的です。
「今月は先月より電気代が500円安かったね」「来月はもっと節約できるかな」と、家族で目標を立てて楽しみながら取り組むのもおすすめです。節約できたお金で、家族で外食したり、欲しいものを買ったりすれば、モチベーションも上がります。
中学生の皆さんも、この記事で学んだことを家族に教えてあげてください。照明をこまめに消す、使わない部屋のエアコンを切る、などの小さなことから始められます。
定期的に見直すことが重要
電気の使い方や生活スタイルは、季節や家族構成の変化によって変わります。



年に1〜2回は、契約プランや電力会社を見直すことをおすすめします
また、新しい省エネ家電の情報もチェックしてみましょう。10年以上前のエアコンを使っている場合は、最新の省エネエアコンに買い替えることで、電気代が半分以下になることもあります。
まとめ
福岡の冬の電気代節約方法について、詳しく解説してきました。この記事で紹介した方法を実践すれば、月に1,000円以上、年間で1万円以上の節約も十分可能です。
節約したお金で、美味しいものを食べたり、欲しかったものを買ったり、旅行の資金にしたり。電気代の節約は、あなたの生活をもっと豊かにするための第一歩です。
福岡の冬は、美味しいもつ鍋や水炊き、糸島の牡蠣、イルミネーションなど、楽しみがたくさんあります。電気代を賢く節約して、その分を冬の楽しみに使いませんか?
今日から、できることから始めてみましょう。まずはエアコンの設定温度を1℃下げて、もう1枚服を着てみる。それだけで、あなたの節約生活はスタートします。
この記事が、あなたの冬の電気代節約のお役に立てれば幸いです。寒い冬も、賢く快適に乗り切りましょう!
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