福岡のラーメンといえば、博多豚骨ラーメンが超有名ですよね。白濁したスープに細麺のあの組み合わせは、誰もが思い浮かべる福岡の味です。
あまがみでも今回紹介するのは、豚骨ラーメンとは全く違う「豚白湯(ぶたぱいたん)そば」というラーメンです
豚白湯って何?と思った人も多いはず。簡単に言うと、豚足を丁寧に炊き上げて作る、クリーミーで上品なスープのラーメンです。博多豚骨のような獣臭さは一切なく、まるでフランス料理のポタージュのような滑らかさがあります。



この豚白湯そばを福岡で食べるなら、藤崎駅近くにある「豚白湯創作麺処 友池(ともいけ)」が最高!
なぜ最高なのか?
それは、このお店がもともと「割烹料理店」だったから。和食の職人が、その技術と知識をフルに活かして作る豚白湯そばは、他のラーメン店では絶対に真似できない完成度なんです。
この記事では、友池の魅力を、ラーメン好きのプロライターの視点から徹底的にお伝えします。読み終わる頃には、きっとあなたも友池に行きたくなっているはずです!



食べログ口コミ評価驚異の3.47!
友池ってどんなお店?「他では真似できない」豚白湯


元は割烹料理店という異色の経歴
豚白湯創作麺処 友池は、2022年に割烹料理店からラーメン店に業種転換したお店です。



「え、割烹からラーメン屋に?」と驚く人もいるかもしれませんね
実はコロナ禍の影響で、割烹料理店としての営業が難しくなり、店主が新しいチャレンジとして始めたのが、この豚白湯専門店だったんです。
でも、ただラーメン屋になっただけじゃありません。和食で培った技術、素材へのこだわり、繊細な味付けのセンス、そのすべてをラーメンに注ぎ込んでいるんです。
だからこそ、友池のラーメンは「ラーメン」というより「一品料理」と呼びたくなるような完成度なんです。
古民家のような落ち着く店内


【店内】
お店は福岡市早良区昭代にある、閑静な住宅街の中にあります。



外観を見ると「え、これラーメン屋?」と思うような、一軒家の建物です
入口で靴を脱いで上がると、そこには畳の和室が広がっています。全席掘りごたつのテーブル席で、座敷は約30畳という広さ。4人掛けのテーブルが6卓ほど並んでいます。こちらのお店は、カウンターがありません。
しかし1人で来ても掘りごたつの4人掛けのテーブル席に案内されます。相席もやってないようです。
元割烹料理店だった名残が色濃く残る、落ち着いた雰囲気。ラーメン屋特有のガヤガヤした感じはなく、むしろ料亭に来たような上品な空気が流れています。
カップルでも、家族連れでも、一人でも。どんなシーンでもゆったりくつろげる空間です。女性も入りやすい雰囲気なのが嬉しいポイントですね。



入口で靴を脱いで上がるスタイルです
「豚白湯」って何がすごいの?
豚骨ラーメンとの決定的な違い
ここで、豚白湯と豚骨ラーメンの違いをしっかり説明しておきますね。
博多豚骨ラーメンは、豚の骨を長時間グツグツ煮込んで作ります。骨を粉砕するように煮込むので、白く濁ったスープになり、コラーゲンもゼラチンも溶け出して、こってりした味わいになります。独特の獣臭さがあるのも特徴です。



一方、豚白湯(とんぱいたん)は、豚足を使います
友池では、豚足と香味野菜のみで丁寧にスープを取っているんです。
豚足からは、豚骨とは全く違う、上品でクリーミーな旨味が出ます。獣臭さは一切なく、まるでビシソワーズ(じゃがいもの冷製スープ)のような滑らかさがあります。



口に含むと、ふわっときめ細やかな泡がたち、優しい旨味が広がります
「これ、本当にラーメン?」と思うほど、上品で繊細な味わいなんです。
化学調味料不使用のこだわり
友池の豚白湯そばは、化学調味料を一切使っていません。
さらに、豚骨ラーメンによく使われる背脂やラード、鶏油なども使わず、米油のみを使用しています。
かえし(タレ)には、干し椎茸、煮干し、日高昆布を使用。和食の技術で丁寧に引いた出汁が、スープに深みを与えています。
だから、こってりしているのに重くない。濃厚なのに胃もたれしない。コラーゲンたっぷりなのに、罪悪感が少ない。むしろ美容に良さそう!
女性にとって嬉しいポイントばかりですよね。
看板メニュー「豚白湯そば」を徹底解説
美しすぎる盛り付け
まず運ばれてきたときの見た目に驚きます。
きめ細やかな泡がふわっと浮かんだクリーム色のスープ。その上には、三つ葉やネギが美しく配置されています。
ラーメンというより、まるでフランス料理のような盛り付けです。和食の職人ならではの繊細さが光ります。
スープの味わい
スープを一口飲むと、その優しさに感動します。
豚足から出たコラーゲンたっぷりのスープは、口当たりがとても滑らか。



泡層がクッションのようになっていて、口に入れた瞬間、ふわっと溶けていきます
味は、濃厚なのに上品。豚の旨味がしっかりあるのに、全く臭みがありません。
「温かいビシソワーズみたい」という口コミがあるのですが、まさにその通り。洋風のポタージュのような滑らかさと、和風出汁の繊細さが融合した、唯一無二のスープです。





あまりにスープが美味しいので、ほとんど飲み干してしまいます
2種類のチャーシューが絶品
友池の豚白湯そばには、2種類のチャーシューが入っています。
1. しっとり豚バラチャーシュー 糸島産の豚バラ肉を、低温調理で丁寧に仕上げたもの。しっとりとして柔らかく、噛むと肉の旨味がじゅわっと広がります。
2. カリカリ焼き豚足チャーシュー 豚足の皮をパリパリに焼き上げたもの。香ばしさと、コラーゲンのプリプリ食感が最高です。



スープに浸かっているのに、豚足のパリパリ感を感じられるのも不思議です
この2種類が入っているだけで、食感の変化も楽しめて、最後まで飽きません。
全粒粉の平打ち麺
麺は、全粒粉入りの手打ち平麺です。
もちもちとした食感で、噛むと小麦の甘さと香ばしさが感じられます。平打ち麺なので、スープとの絡みも抜群。
一口食べるたびに、スープと麺が一体となって、口の中で幸せな味わいを作り出します。
ライムが効いたアクセント
トッピングには、スライスしたライムが添えられています。
途中でライムを絞ると、柑橘の爽やかさがプラスされて、味変を楽しめます。濃厚なスープにライムの酸味が加わると、後味がすっきりして、最後まで飽きずに食べられるんです。
絶対試したい「追い炊きリゾット」
ラーメンの後のもう一つの楽しみ
友池に来たら、絶対に試してほしいのが「追い炊きリゾット」です。
これは、豚白湯そばのスープを使って作る、特製リゾット。ランチタイムには、豚白湯そばとセットで注文できます(プラス250円)。
作り方がユニーク
リゾットは、小さな陶板に、焼いたチーズとご飯が入った状態で提供されます。
作り方はこう:
- 豚白湯そばのスープを、レンゲで4杯分、陶板に入れる
- 底に張り付いた焼きチーズを、レンゲで削り取るように混ぜる
- テーブルに置いてある「豚白湯そば用ブラックペッパー」を好みで振りかける
- 完成!
この「スープを自分で入れて作る」という体験も楽しいんです。まるで料理している気分になれます。
クリーミーで禁断の美味しさ
できあがったリゾットは、もう絶品の一言。
豚白湯のクリーミーなスープが、焼きチーズとご飯に絡んで、濃厚なチーズリゾットになります。
底に焦げたチーズのカリカリ食感も最高。ブラックペッパーがピリッと効いて、大人の味わいです。
「ラーメンだけでも満足なのに、これまで食べられるなんて幸せすぎる!」と思わず声が出るほど美味しいです。
※追い飯リゾットを注文される場合は、レンゲ約4杯分スープを残してください。
その他のおすすめメニュー
カツオ豚白湯そば
基本の豚白湯そばに、カツオ節の旨味をプラスした一杯です。
豚白湯のクリーミーさに、カツオのガツンとした和風出汁が加わって、より複雑で奥深い味わいになります。
「豚白湯だけだと、途中で味に飽きちゃうかも」という人には、カツオ豚白湯がおすすめ。カツオの風味が加わることで、最後まで飽きずに食べられます。
旨辛豚白湯そば
豚白湯に、山椒や一味を効かせた「シビ辛」ラー油と、八角香るクラッシュ豚足を混ぜながら味わう一杯です。
辛さの中にも、豚白湯の優しさがあって、クセになる味わい。別添のすりゴマを加えると、担々麺風にもなります。
辛いもの好きな人、刺激が欲しい人にぴったりです。
季節限定メニューが超絶品
友池の真骨頂は、実は季節限定メニューにあります。
元割烹料理人の店主が、季節の食材を使って創作する限定メニューは、どれも驚くほどのクオリティです。
過去には、こんなメニューがありました:
- 桜鯛のネギそば(4〜5月限定) 鯛の旨味を限界まで炊き上げたスープは、もはや料亭の味。鯛の煮凝りを溶かすと、さらに旨味がアップ。お茶漬けも付いてきて、最後まで鯛を堪能できます。
- 濃厚牡蠣白湯ラーメン(冬季限定) 牡蠣の旨味がたっぷり詰まった、贅沢な一杯。牡蠣特有のクセやエグみは抑えられていて、純粋に牡蠣の美味しさを楽しめます。「牡蠣白湯の最高峰」との声も。
- カツオ出汁冷麺(8〜9月限定) キンキンに冷えたカツオ出汁スープに、うなぎの煮凝りという驚きの組み合わせ。まるでフュージョン料理のような完成度です。
- 濃厚アサリ白湯そば(3〜4月限定) 豚白湯とアサリの旨味が絶妙に融合した春の限定麺。
限定メニューは、InstagramやSNSでチェックできます。行く前に確認するのがおすすめです!
ご飯ものも充実
ラーメンだけじゃなく、ご飯ものも豊富です。
- 梅ジャコご飯(250円)
- 台湾風豚足ルーロー飯(400円)
- カレー豚足ルーロー飯(400円)
特にルーロー飯は、ピリ辛で豚白湯そばとの相性抜群。ガッツリ食べたいときは、セットで注文するのがおすすめです。
実際に食べた人の声
「スープを全部飲み干した」という驚きの声
友池のラーメンについて、こんな口コミがあります:
「嫁がスープを全部飲み干したのは、ここのラーメンが初めて。いつもはスープを必ず残すのに、友池では最後の一滴まで飲んでいた」
「豚骨臭が一切しない。クリーミーで上品な味わいで、女性でも食べやすい」
「まるで料亭の味。和食の技術がラーメンに活かされていて、他では食べられない」
ミシュラン級のクオリティ
「このクオリティはミシュラン級。東京なら倍の値段でも行列ができるレベル」という声も。
確かに、この完成度で880円〜というのは、コスパが良すぎます。
友池の豚白湯そばが「真似できない」理由
1. 元割烹料理人の技術
一番の理由は、やはり元割烹料理人が作っているということ。
和食の職人は、出汁の取り方、素材の扱い方、火加減、味付けのバランスなど、繊細な技術を長年かけて磨いています。
その技術をラーメンに応用しているから、他のラーメン店では真似できない味わいが生まれるんです。
2. 豚足という素材へのこだわり
豚白湯を提供するお店は全国的に珍しいのですが、友池は豚足の使い方が特に秀逸です。
豚足からコラーゲンをしっかり抽出しながらも、臭みを一切出さない。この技術は、和食の煮物や煮凝りを作る技術があるからこそできることです。
3. 季節の食材を活かす創作力
限定メニューを見れば分かりますが、友池の創作力は半端じゃありません。
桜鯛、牡蠣、うなぎ、アサリ…。季節の食材を、豚白湯と組み合わせて、まったく新しい味わいを生み出しています。
これは、和食の知識と経験がないとできないこと。ラーメン職人にはない発想と技術が、友池にはあるんです。
4. 盛り付けの美しさ
和食は「目で楽しむ」料理でもあります。
友池のラーメンは、どれも盛り付けが美しい。三つ葉の配置、煮凝りの添え方、色のバランス。細部まで計算されています。
美味しいだけじゃなく、見た目でも感動させてくれる。これが友池の魅力です。
友池に行く前に知っておきたいこと


「ザ・大黒天」というスーパーのある交差点の斜め前にあります。少しわかりづらいかもしれませんが、ちゃんと看板が出ています。入口は、写真の中央のあたりから入って行くとすぐわかります。
駐車場は、少し歩くとコインパーキングがあります。
営業時間と定休日
営業時間:
- 11:30〜19:00(ラストオーダー)
- 月曜日はランチのみ営業11:30〜15:00(ラストオーダー)
※実際の営業時間・定休日と異なる場合があります
定休日: 不定休
お店は不定休なので、行く前にInstagram(@mendokoro_tomoike)で営業しているか確認するのがおすすめです。
アクセス方法
電車の場合:
- 福岡市営地下鉄 空港線「藤崎駅」4番出口から徒歩約8〜10分
- 「室見駅」からも徒歩12分ほど
車の場合: お店専用の駐車場はありません。近隣のコインパーキングを利用してください。
徒歩1〜2分の場所に、60分100円のコインパーキングがあります。
混雑状況
昼時は特に混雑します。開店前から並ぶ人もいるほどの人気店です。
回転率はあまり良くないので(ゆっくり食事を楽しむお店なので)、30分〜1時間待ちになることもあります。
時間に余裕を持って訪問するか、開店時間の11:30に合わせて行くのがおすすめです。
支払い方法
現金のみです。クレジットカードや電子マネーは使えないので、注意してください。
こんな人に友池はおすすめ
友池の豚白湯そばは、こんな人にぴったりです:
博多豚骨に飽きた人
「福岡に住んでるけど、豚骨ラーメンばかりで飽きてきた」という人には、新鮮な驚きを与えてくれます。
女性やカップル
上品な味わいと落ち着いた雰囲気で、女性でも入りやすいお店です。デートにもぴったり。
こってり系が苦手な人
「博多豚骨はちょっと重い」という人でも、友池の豚白湯なら大丈夫。濃厚なのに軽やか、という不思議な味わいです。
ラーメン好きな人
ラーメンが好きで、いろんなお店を食べ歩いている人にこそ、友池の特別さが分かるはず。
和食の繊細さが好きな人
「ラーメンよりも、料亭の味が好き」という人にも絶対おすすめ。和食の技術が光るラーメンです。
まとめ
福岡・藤崎にある「豚白湯創作麺処 友池」は、元割烹料理人が作る、他では絶対に真似できない豚白湯そばのお店です。
友池の魅力をまとめると:
- 豚足と香味野菜のみで作る、クリーミーで上品な豚白湯スープ
- 化学調味料不使用、和食の技術が光る繊細な味わい
- 2種類のチャーシューと全粒粉平打ち麺の完璧な組み合わせ
- 禁断の「追い炊きリゾット」が絶品
- 季節限定メニューは料亭レベルのクオリティ
- 古民家のような落ち着いた雰囲気
豚骨ラーメンとは全く違う、洗練された一杯。それが友池の豚白湯そばです。
福岡に住んでいる人も、観光で訪れる人も、ぜひ一度は食べてほしい。「福岡にこんなラーメンがあったのか!」と、きっと驚くはずです。
博多豚骨だけが福岡のラーメンじゃない。友池の豚白湯そばを食べれば、福岡ラーメンの新しい一面が見えてきます。
ラーメン好きなら、一度は訪れるべき名店。それが「豚白湯創作麺処 友池」です。
店舗情報
店名: 豚白湯創作麺処 友池(とんぱいたんそうさくめんどころ ともいけ)
住所: 福岡県福岡市早良区昭代3-12-20
電話番号: 092-843-0841
営業時間:
- ランチ 11:30〜15:00(L.O.)
- ディナー 18:00〜20:45(L.O.)
- 月曜日はランチのみ
- 日祝日は11:30〜19:00(L.O.)
定休日: 不定休(Instagram要確認)
アクセス:
- 地下鉄空港線「藤崎駅」4番出口から徒歩8分
- 「室見駅」から徒歩12分
駐車場: なし(近隣コインパーキング利用)
支払い: 現金のみ
Instagram: @mendokoro_tomoike
座席: 掘りごたつテーブル席 約24席
予約: 不可
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