福岡の秋を代表する一大イベントといえば、筥崎宮(はこざきぐう)で開催される「放生会(ほうじょうや)」です。「博多どんたく」「博多祇園山笠」と並ぶ博多三大祭りのひとつであり、毎年多くの地元住民や観光客で賑わいます。
さくら福岡へ移住してきたばかりの方にとっても、博多の歴史や活気ある街の雰囲気を肌で感じる絶好の機会です
2026年の放生会へ出かける予定の方に向けて、日程やアクセス、絶対に見逃せない見どころ、そして移住者目線で知っておきたい楽しむコツまで解説します。
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筥崎宮の放生会2026とは?基本情報と開催日程


放生会(ほうじょうや)は、毎年9月に福岡市東区の筥崎宮で開催される秋の大祭です。2026年の放生会を最高に楽しむために、まずは基本的な開催概要をしっかり把握しておきましょう。



2026年の筥崎宮「放生会」は、9月12日(土曜日)から9月18日(金曜日)までの7日間にわたって開催されます
期間中は昼夜を問わず、参道が多くの人で溢れかえる福岡の秋の風物詩です。



放生会の日程は、毎年変わらず「9月12日〜18日」の7日間と決まっているからです
曜日にかかわらずこの日付で固定されているため、2026年は初日が土曜日、最終日が金曜日というスケジュールになります。特に週末にあたる9月12日(土)と9月13日(日)は、例年以上の大混雑が予想されます。



放生会の規模は、九州で行われる秋祭りの中でもトップクラス
筥崎宮の長い参道(約1キロメートル)には、約500軒もの露店や屋台がギッシリと立ち並びます。
金魚すくいや射的といった昔ながらの遊戯はもちろん、福岡ならではの美味しいB級グルメを提供する露店がズラリと並ぶ光景は圧巻です。
さらに、2年に一度の「神輿行列(御神幸)」が実施される年もあり、街全体がお祭りムード一色に染まります。



2026年の放生会は9月12日(土)から9月18日(金)までの7日間です
混雑する曜日や時間帯を上手に見極めて、計画的に足を運ぶことが楽しむための第一歩となります。
なぜ「放生会」と呼ばれるの?歴史と意味をわかりやすく解説


お祭りの名前である「放生会」。地元・福岡では「ほうじょうや」と呼びますが、なぜこのような名前がついているのでしょうか。意味を知っておくと、お祭りがもっと深く味わい深いものになります。



放生会とは、「生き物の命を慈しみ、殺生(命を奪うこと)を戒め、秋の収穫に感謝する」ための歴史ある神事です
もともと仏教の「放生(生き物を野や川に放して助けてあげること)」という教えと、神道の秋の収穫祭が結びついて始まったお祭りだからです。私たちが普段、お肉やお魚、野菜などの命をいただいて生きていることに感謝し、命の大切さを思い出すための行事として1,000年以上も前から受け継がれてきました。



放生会の期間中、筥崎宮ではさまざまな神事が行われます
代表的なものが「鳩や魚を大自然に放す神事」です。また、境内に設置された大きな「感謝の輪」をくぐる参拝方法や、生き物の霊を供養する儀式も執り行われます。



単に食べ歩きや遊戯を楽しむだけのイベントではなく、神社本来の「生命への感謝」という目的がしっかりと根底にあります
放生会は、屋台を楽しむだけでなく「命のありがたみと秋の恵みに感謝する」大切な節目です。参拝の際は、本殿の前で感謝の気持ちを込めて手を合わせましょう。
運気がぐんぐん湧き出るパワースポット「湧出石(わきでいし)」
放生会で訪れた際に、ぜひ立ち寄りたいのがこちら、「湧出石(わきでいし)」です。筥崎宮の境内にひっそりと鎮座する「湧出石」は、触れると幸運が湧き出ると言われる屈指のパワースポットです。


古くから「国に一大事があるときに地上へ姿を現す」という目覚ましい伝説があり、運気や金運、勝利のツキを「湧き出させる」大変縁起の良い石として崇められているからです。
本殿の近くに置かれたこの石は、参拝客なら誰でも自由に触ることができます。「金運を上げたい」「仕事や学業で成果を出したい」という願いを込めながら、心を落ち着かせて優しく石を撫でるのが参拝のコツです。
放生会で賑やかな屋台巡りを楽しんだあとに立ち寄り、静かに手を合わせることで、お祭り気分とともに良いエネルギーをたっぷり授かることができます。



放生会を訪れた際は、屋台の食べ歩きだけでなく「湧出石」にも忘れずに足を運んで、たくさんの幸運を持ち帰りましょう


2026年の放生会で絶対に楽しみたい「3大名物」


放生会には、他のお祭りにはない筥崎宮ならではの「名物」が存在します。ここからは、絶対に体験しておきたい3大名物を紹介します。
1. 参道約1キロに広がる「約500軒の露店・屋台」


放生会の最大の魅力は、九州最大級と言われる約500軒の露店・屋台の参道です。
地下鉄の箱崎宮前駅から筥崎宮の本殿まで続く約1キロメートルの参道が、すべて屋台で埋め尽くされるからです。



これほどの規模の露店街が一堂に会する機会は、福岡市内でも放生会以外にありません
屋台の種類は多種多様です。
- 定番グルメ: たこ焼き、焼きそば、リンゴ飴、綿菓子
- 福岡・九州ならでは: はし巻き(お好み焼きを箸に巻いたもの)、焼き鳥、梅ヶ枝餅
- 懐かしの遊戯: 型抜き、スマートボール、射的、金魚すくい、うなぎ釣り
- ユニークな名物: お化け屋敷や見世物小屋(昭和レトロな雰囲気が残る名物スポット)



歩いているだけでもワクワクするような活気があり、子どもから大人まで夢中になれる空間が広がっています
参道を埋め尽くす500軒の屋台は、放生会の熱気を象徴する一番の見どころです。お腹を空かせて出かけましょう。
放生会名物!スリリングな体験ができる「うなぎ釣り」


放生会の露店の中で、他のお祭りでは滅多に見られない名物コーナーが「うなぎ釣り」です。



普通の金魚すくいとは一味違う、本物の生き物との真剣勝負とハラハラ感を楽しめる昭和レトロな伝統的ゲームだからです
細い糸の先についた針を使い、水槽内を元気に泳ぎ回る本物の生きたうなぎを釣り上げます。うなぎは体が非常にぬめっているうえ、力強く体をくねらせるため、糸を切らさずに水面へ持ち上げるには高度な集中力とテクニックが必要です。



「あと少し!」「逃げられた!」と周りで見守るギャラリーからも歓声が飛び交い、大人も子どもも夢中になります
見事に釣り上げたうなぎは、その場で焼いてくれるそうです。他のお祭りではなかなか出会えない超レアな遊戯ですので、参道で見かけたらぜひ腕試しをしてみてください。
昭和レトロな雰囲気が漂う名物「お化け屋敷」


筥崎宮の放生会で長年親しまれている人気スポットが、昭和の風情を今に残す「お化け屋敷」です。
テーマパークの最新アトラクションとは一味違う、手作り感あふれるノスタルジックな恐怖と雰囲気を体験できる貴重な見世物文化だからです。



参道の一角に突如現れる大きな小屋は、手書きのおどろおどろしい看板や、独特のテンポで流れるマイクの呼び込み音声だけで好奇心をそそられます
暗い内部に進むと、古典的な妖怪や仕掛けが待ち構えており、絶妙な不気味さと突発的な驚きでついつい大声を出してしまうほどのスリルを楽しめます。子どもにとっては大冒険になり、大人にとっては懐かしい気持ちになれる放生会の名物風景です。



昔ながらのお祭りの熱気とレトロな恐怖を味わえる名物だから、ぜひ家族や友人と一緒に勇気を出して入ってみて!
子どもから大人まで夢中になれる定番のお楽しみ「金魚すくい」
放生会の参道を歩いていて、絶対に外せない昔ながらの楽しみ方が「金魚すくい」です。



薄い紙が貼られた枠(ポイ)を使い、元気に泳ぐ金魚をすくい上げる単純なルールながら、集中力とテクニックが試される奥深いゲームだからです


放生会では金魚すくいの露店がいくつも並びます。水槽の中には赤や黒、斑点模様など鮮やかな金魚たちが泳ぎ回っています。紙を水に浸す角度や、金魚を追いかけずに静かに待ち受けるコツをつかめるかが勝負の分かれ目です。
破れそうなポイと格闘しながら見事にすくえた瞬間の達成感は格別で、子どもはもちろん大人も夢中になります。
祭りの情緒を肌で感じられる伝統的な遊戯ですので、ぜひポイを手にして挑戦してみてください。
2. 音と見た目で楽しむ伝統工芸品「ちゃんぽん(ビードロ)」
筥崎宮の放生会を訪れたら、伝統の縁起物であるガラス玩具「ちゃんぽん」に注目してみてください。
「ちゃんぽん」は、江戸時代から伝わる筥崎宮独自の伝統工芸品(ビードロ)であり、放生会の期間中にしか手に入らない特別な授与品だからです。



「ちゃんぽん」は、細いガラス管の先端に丸いガラス球がついた形をしています。底の薄いガラス部分に息を吹き込むと、「ポコン、ペコン」と素朴で可愛らしい音が響きます
巫女さんたちがひとつひとつ手作業で鮮やかな絵柄(博多の風景や縁起の良い模様)を描いており、世界にひとつだけの作品としてインテリアにも人気です。
美しい音色と絵付けが魅力の「ちゃんぽん」は、放生会の歴史を感じられる貴重な縁起物です。
3. 毎年大人気の限定授与品「放生会はじき」
博多の人々にとって、放生会の最大の楽しみのひとつが「放生会はじき」です。



博多人形師の職人たちが手作業でひとつずつ作り上げる粘土製のおはじきで、その年のテーマに合わせた非常に精巧なデザインが施されている限定品だからです


かつては放生会の初日早朝から数千人が並ぶほどの熱狂ぶりでしたが、混雑緩和と安全確保のため、近年では年間を通じた授与やオンラインでの事前抽選販売など、購入方法が工夫されています。
モチーフには歴史上の人物、博多の伝統行事、縁起物などが採用され、額縁に入れて飾るコレクターも多く存在します。



「放生会はじき」は博多の伝統文化が詰まった芸術品です
事前に授与方法を公式サイトで確認してチェックしてみましょう。
地元民と移住者が教える!放生会名物「新しょうが」の秘密


参道を歩いていると、青々とした葉っぱがついた「生姜(しょうが)」を大量に束ねて売っている露店を何軒も見かけるはずです。「なぜお祭りで生姜?」と不思議に思う移住者の方も多いでしょう。
放生会の参道で買える「葉付きの新しょうが」は、絶対に持ち帰りたい放生会名物のひとつです。



かつて筥崎宮の周辺(箱崎地区)は生姜の栽培が非常に盛んな地域であり、放生会の時期に採れたての新しょうがを参拝客に売ったのが始まりだからです
また、生姜には強い殺菌作用や体を温める効果があることから、「毒消し」や「無病息災」の縁起物としても親しまれてきました。
放生会で売られている新しょうがは、茎や葉がついたままの新鮮な状態で束ねられています。
- 特徴: 水分がたっぷりで柔らかく、辛味がマイルドで爽やかな香り。
- 食べ方: 洗ってそのまま生のまま甘味噌をつけてかじるのが地元流。甘酢漬け(ガリ)や、刻んでお肉と炒めても絶品です。
- お土産として: 「家族の健康を願うお土産」として、博多の家庭では放生会の帰りに新しょうがを買って帰るのが定番の文化となっています。
放生会の新しょうがは、博多の歴史と健康への祈りが込められた食べ物です。



参拝の記念にぜひ一束購入してみてください
放生会2026の混雑状況とおすすめの訪問時間帯
放生会は7日間で百万人以上の人が訪れる超人気イベントです。混雑を避けて快適に楽しむための時間帯選びのポイントを解説します。
混雑を避けたいなら「平日」の「午前中〜15時頃」に訪れるのが最もおすすめです。



雰囲気を満喫しつつ混雑を抑えたいなら「平日の17時〜18時」が狙い目だぞ
土日や祝日の夜は、参道が歩行者天国状態になり、歩くのも困難なほど激しく混雑するからです。特に2026年は初日が9月12日(土)、2日目が9月13日(日)となるため、前半の週末夜は激しい混雑が予想されます。
時間帯ごとの特徴は以下の通りです。
- 午前中(9:00〜12:00):
神社での参拝を静かに行いたい方に最適。露店は準備中の店もありますが、人混みが少なくスムーズに歩けます。 - 昼間(12:00〜16:00):
子ども連れのファミリーにおすすめ。日差し対策は必要ですが、夜ほどの大混雑にはならず、露店での買い物や遊戯もじっくり楽しめます。 - 夕方(16:00〜18:00):
だんだんと灯りがともり始め、お祭りの良い雰囲気が高まる時間帯。混雑が本格化する前にサッと楽しんで帰ることができます。 - 夜間(18:00〜21:00以降):
提灯が点灯し、最高の熱気と風情を味わえます。ただし、移動スピードが格段に落ちるため、スリや迷子に注意が必要です。
自分の目的(参拝重視か、屋台の雰囲気重視か)に合わせて訪問時間を選びましょう。



落ち着いて楽しみたい方は、平日の明るい時間帯が一番の穴場です
筥崎宮へのアクセス方法まとめ(電車・地下鉄・バス・車)


放生会へ出かける際、最も重要なのが「交通手段の選択」です。移住してきたばかりで土地勘がない方は特に注意が必要です。
放生会へ行く際は、必ず「地下鉄」または「JR」などの公共交通機関を利用してください。



混んでいる時間帯に、車で行くのは絶対に避けるべきです
筥崎宮周辺の道路(国道3号線など)は大渋滞が発生し、臨時駐車場もすぐに満車になってしまうからです。車で近づくと、車動けなくなるリスクが高く、時間を大きく無駄にしてしまいます。
おすすめのアクセス方法は以下の通りです。
| 交通手段 | 最寄り駅・バス停 | 所要時間・アクセス詳細 |
| 福岡市地下鉄(箱崎線) | 箱崎宮前駅 | 1番出口を出たら目の前が筥崎宮参道です。最も迷わず、混雑時も安心なアクセス方法です。天神駅から約10分。 |
| JR鹿児島本線 | 箱崎駅 | 西口を出て徒歩約8分。博多駅からJRで直行できるため、博多駅エリアからのアクセスに最適です。 |
| 西鉄バス | 箱崎バス停 | 参道近くに停車しますが、周辺道路の渋滞に巻き込まれる可能性があるため、電車・地下鉄が優先です。 |
「地下鉄箱崎宮前駅」または「JR箱崎駅」を使えば、渋滞ストレスゼロでスムーズにお祭りに到着できます。移動は電車一択で計画を立てましょう。
福岡へ移住した人が放生会をもっと楽しむための秘訣
他県から福岡に移住してきた方に向けて、地元の秋祭り「放生会」を何倍も楽しむための実用的アドバイスをまとめました。
放生会は「地元の食文化や地域コミュニティの温かさ」を感じる絶好の場所です。少しの準備と心構えで、移住後の満足度がぐっと上がります。
単なる観光地として見るのではなく、博多っ子たちが大切にしてきた行事の空気感や、ローカルフードの歴史に触れることができるからです。
- 服装・履物:
参道は約1キロメートルあり、往復するだけでもかなりの距離を歩きます。また、砂利道や混雑した場所が多いため、ヒールや履き慣れない靴は避け、歩きやすいスニーカーで出かけましょう。 - 持ち物:
屋台では現金払いが基本です。小銭や千円札を多めに準備しておくとスムーズです。また、手を拭くウェットティッシュや、買ったらすぐ出たゴミをまとめる小さな袋があると重宝します。 - 残暑・熱中症対策:
福岡の9月中旬は、まだまだ残暑が厳しい時期です。夜でも湿気が高く汗をかくため、ハンカチや水分補給用の飲み物を持参しましょう。
しっかり事前準備を整えておけば、トラブルなく博多ならではの温かいお祭り雰囲気を満喫できます。
2026放生会の神事・祈願祭スケジュール
| 日付・曜日 | 時間 | 神事・祈願祭名 | 内容・見どころ |
| 9月12日(土) | 10:00 12:00 14:00 15:00 | 初日祭 琴の献奏(拝殿) 献菓祭 幕出し(博多町人文化連盟) | 放生会の幕開け。神事のほか、拝殿での琴奉奏やお菓子を供える献菓祭などが行われます。 |
| 9月13日(日) | 10:00 | 二日祭 | 朝から神事を斎行。境内舞台では終日神楽などの奉納演武が催されます。 |
| 9月14日(月) | 10:00 11:00 19:00 | 三日祭 久原本家 供養祈願祭 能楽体験講座「箱崎教室」発表会(拝殿) | 企業による感謝供養祭のほか、夜には拝殿にて伝統的な能楽の発表会が開催されます。 |
| 9月15日(火) | 10:00 15:00 | 放生会大祭(例祭) 献華祭 | 七日間で最も重要な大祭(例祭)。午後は華やかな生け花を神前に供える献華祭が行われます。 |
| 9月16日(水) | 09:00 11:00 | 五日祭 献茶式 | 厳かな神事とともに、お茶を神前に奉献する献茶式が執り行われます。 |
| 9月17日(木) | 10:00 11:30 | 六日祭 ふくや 供養祈願祭 | 感謝を捧げる祈願祭のほか、境内では終日大道芸大会などが賑やかに催されます。 |
| 9月18日(金) | 10:00 14:00 | 納祭 放生神事(稚児行列・童児育成祈願祭) | 最終日のハイライト。衣装を纏った可愛い稚児行列と、生きもの(稚魚)を放つ本祭の放生神事が行われます。 |
- 御神幸(お輿入れ)について: 西暦偶数年(2026年)のため、神輿行列が街を練り歩く「御神幸(お上り・お下り)」の実施はありません(※西暦奇数年のみ開催)。
- 露店・神賑わい(イベント): 参道には約500軒の露店が立ち並び、境内舞台では毎日太鼓や武術演武、ライブなどの奉納行事が行われます。
- 混雑傾向: 2026年は初日・2日目が土曜日・日曜日に重なるため、開幕直後の週末は大変混雑することが予想されます。
【関連行事】
| 日付・曜日 | 時間 | 神事・祈願祭名 | 内容・見どころ |
|---|---|---|---|
| 9月21日(月・祝) | 5:00〜17:00 | 秋季社日祭(お潮井取り) | 祭典後の関連行事。箱崎浜にてお清めの砂(お潮井)をいただく伝統行事です。 |
家族連れ・デート・ひとり歩き!目的別の楽しみ方ガイド
放生会は、一緒に行く相手や目的に合わせて様々な楽しみ方ができる懐の深いお祭りです。
家族連れ(子連れ)での楽しみ方
明るい昼間の時間帯(13:00〜16:00頃)に訪れるのがベストです。



参道幅が広い場所を選んで歩き、型抜きや金魚すくいなどの体験型露店を巡ると子どもたちも大喜びします
参拝後は境内の広いスペースで新しょうがやB級グルメを食べて休憩するのがおすすめです。
デートでの楽しみ方
夕方から夜にかけて(17:30〜20:00頃)の訪問がロマンチックです。



境内の提灯に火がともり、幻想的な雰囲気に包まれます
ちゃんぽん(ビードロ)の涼しげな音色を聞きながら参道を散策し、名物の屋台グルメをシェアして食べることで二人の距離も縮まります。
ひとり歩きでの楽しみ方


平日の午前中から昼過ぎが狙い目です。人混みに邪魔されることなく、筥崎宮の本殿でじっくり参拝を行い、お守りや限定授与品をチェックできます。



写真を撮影したり、歴史解説の案内板をじっくり読んだりと、自分のペースで博多の歴史と文化を堪能できます
筥崎宮の放生会2026は、9月12日(土)から9月18日(金)までの7日間、生命への感謝と秋の実りを祝うために開催される博多の大切な行事です。



約500軒もの圧倒的な露店街、伝統の「ちゃんぽん」や「おはじき」、そして無病息災を願う「新しょうが」など、見どころや魅力が満載です
地下鉄やJRなどの公共交通機関を上手に活用し、混雑する時間帯を避けながら出かけることで、安全かつ快適に最高の思い出を作ることができます。福岡へ移住してきた方も、ずっと地元に住んでいる方も、2026年の秋は筥崎宮の放生会へ足を運び、活気あふれる博多の文化と温かな情緒を全身で体感してみてください。
初めての放生会で失敗しない!絶対に注意すべき5つのポイント
初めて放生会に行く方が「知らなくて困った…」とならないよう、事前に知っておくべき注意点をまとめました。
1. 服装と靴は「歩きやすさ重視」で!
参道は約1キロメートルあり、往復して屋台を見て回るとかなりの距離を歩くことになります。
また、参道は砂利(じゃり)が敷かれている場所や、人が多くて足元が見えにくい場所もあります。ヒールやサンダルではなく、履き慣れたスニーカーで行くのが絶対に安全です。
2. 9月でも「熱中症対策」を忘れずに!
「秋のお祭り」とは言っても、福岡の9月は最高気温が30度を超える夏日になることがよくあります。特に人が密集する夜の参道は熱気がこもります。
ハンディファン(小型扇風機)を持参したり、こまめにスポーツドリンクやお茶を飲んだりして、水分補給を徹底しましょう。
3. お金は「1,000円札と小銭」を多めに準備する
屋台での買い出しがメインになりますが、多くの屋台ではクレジットカードやPayPayなどのキャッシュレス決済が使えないか、電波が混雑して繋がりづらくなることがあります。
現金(特に100円玉や500円玉、1,000円札)をあらかじめ財布に準備しておくと、買い物がとてもスムーズになりますよ。
4. ゴミ袋(小さな袋)を持参しよう
お祭りで買った美味しいものを食べた後、困るのが「ゴミの行き場」です。
参道にはゴミ箱が設置されている場所もありますが、人が多くてたどり着けないこともあります。自分のバッグに小さなレジ袋やポリ袋を2〜3枚忍ばせておくと、食べたあとの串やカップをサッとまとめられてとても便利でスマートです。



基本的に買ったお店でないと、ゴミを回収してくれない場合が多いです
5. マナーを守って参拝しよう
放生会は賑やかなお祭りですが、舞台となる筥崎宮は大切な神様が祀られている場所です。
屋台で買った食べ物を食べ歩きしながら本殿でお参りするのはマナー違反です。「まず最初にお参りをしてから、屋台を楽しむ」という順番を守ると、心もすっきりしてお祭りをより楽しむことができます。
疑問を解決!放生会に関するQ&A(よくある質問)
ここで、よく寄せられる質問にお答えします。
Q1. 入場料やお祭りに入るためのお金はかかりますか?
A. 神社の境内や参道に入るのは完全無料です!
お金がかかるのは、屋台で食べ物を買ったり、ゲームをしたり、見世物小屋に入ったりするときだけです。参道を歩いて雰囲気を楽しむだけなら1円もかかりません。
Q2. 雨が降った場合、放生会は中止になりますか?
A. 基本的に雨が降っても開催されます!
筥崎宮の神事は雨でも行われますし、屋台も雨対策のシートを張って営業します。ただし、台風などの激しい荒天の場合は屋台の営業時間が短くなったり、休みになったりすることがあります。お天気が怪しいときは、筥崎宮の公式サイトやニュースをチェックしてみましょう。
「お手洗い」は筥崎宮の敷地内に


筥崎宮の境内や、近くの駅・公園に公衆トイレがあります。ただし、放生会の期間中は特に女子トイレを中心に大変長い行列ができます。「混んできてから探す」のではなく、地下鉄の駅に着いたときや、空いているタイミングを見つけて早めに済ませておくのがポイントです。
お手洗いはキレイですが、ペーパータオルは置いてないのでハンカチを持参した方が良いです。


24時間使える市営公衆会トイレ
筥崎宮のトイレを含めると、こちらの地図では3ヵ所のトイレが使えます。
使える時間帯にもよりますが、場所を把握しておくといざという時に慌てなくて済みます。
まとめ
2026年の筥崎宮「放生会」は、9月12日(土)から9月18日(金)までの7日間、生命への感謝とともに秋の訪れを祝う博多の大切なお祭りです。
約1キロの参道を埋め尽くす約500軒の露店をはじめ、伝統の音色が響く「ちゃんぽん」、職人技が光る「おはじき」、そして無病息災を願う名物「新しょうが」など、この時期・この場所でしか味わえない博多の魅力が凝縮されているからです。
訪問する際は、大渋滞を避けるために「地下鉄箱崎宮前駅」や「JR箱崎駅」といった公共交通機関を利用するのが鉄則です。人混みを避けて落ち着いて楽しみたい場合は、平日の午前中から15時頃までの明るい時間帯を狙いましょう。歩きやすいスニーカーを履き、屋台用に小銭を多めに用意しておくと、散策がぐっと快適になります。
福岡へ移住してきた方も、ずっと地元に住んでいる方も、事前にしっかり準備を整えて出かけてみてください。活気と情緒にあふれた博多の秋の風物詩を全身で体感し、素晴らしい秋の思い出を作りましょう!




