「今年こそは、混雑を避けて快適に初詣がしたい」
「福岡で本当に価値のある初詣スポットを知りたい」
そんなあなたに、ぜひ訪れてほしい場所があります。それが、福岡市西区の愛宕山山頂に鎮座する「愛宕神社」です。
あまがみ正式には「鷲尾愛宕神社」と呼ばれるこの神社は、約1900年の歴史を誇る福岡最古の神社であり、京都・東京と並ぶ「日本三大愛宕」の一つとして知られています
筆者自身も、福岡に移住してからこちらの愛宕神社で一度初詣をしましたが、今でも良い初詣ができた思い出の一つです。
山頂から眺める博多湾の絶景と、荘厳な雰囲気に包まれた参拝体験は、まさに新年のスタートにふさわしい特別なものです。



この記事では、愛宕神社の初詣について、混雑状況や参拝のコツ、アクセス方法まで、実際に足を運んだ経験をもとに詳しくご紹介します
約1900年の歴史を誇る福岡最古のこの神社は、ただの初詣スポットではありません。標高68メートルの境内から望む博多湾の絶景、福岡市内随一の初日の出スポット、そして縁結びから厄除けまで叶える多彩なご利益



三が日だけで50万人以上が訪れるのには、確かな理由があるのです
私自身、福岡に移住してからこの愛宕神社で新年を迎えたことがありますが、初めて訪れた年は、混雑の激しさと階段の多さに驚きましたが、コツを掴んでからは、毎年心地よい参拝体験ができるようになりました。
この記事では、その経験をもとに、混雑を避ける時間帯選び、楽な参拝ルート、必須の持ち物まで、愛宕神社の初詣を120%楽しむための実践的な情報をお伝えします。2026年の最高のスタートを、この記事と共に切りましょう。
愛宕神社の初詣は時間帯選びと事前準備が成功のカギ


まず結論からお伝えします。愛宕神社の初詣を快適に楽しむためには、以下のポイントを押さえることが重要です。
愛宕神社 初詣のポイント
- 三が日の参拝者数は約50万〜70万人と非常に混雑する
- 混雑のピークは大晦日23時〜元旦2時、元旦〜3日の13時〜19時
- 狙い目は早朝(6時〜9時)または夕方以降(15時〜17時)
- 4日以降なら快適に参拝できる
- アクセスは車が便利だが、駐車場の確保は早めに
- 約300段の階段があるため、歩きやすい靴と防寒対策が必須
初詣の成否は、いかに混雑を避けて参拝できるかにかかっています。この記事を読んで、しっかり準備してから訪れることをおすすめします。
なぜ愛宕神社の初詣は特別なのか
福岡最古の歴史と圧倒的なご利益
愛宕神社が初詣スポットとして人気を集める理由は、その歴史とご利益の多様性にあります。
西暦72年、景行天皇の時代に創建されたこの神社は、福岡で最も古い歴史を持ちます。



その後1634年に、福岡藩主の黒田忠之公が京都の愛宕神社から火の神を勧請し、現在の形となりました
愛宕神社には、火産霊神(ほむすびのかみ)、伊邪那美尊(いざなみのみこと)、伊邪那岐尊(いざなぎのみこと)、天忍穂耳尊(あめのおしほみみのみこと)の四柱の神様が祀られています。
主なご利益
- 縁結び・恋愛成就
- 厄除開運
- 商売繁盛
- 家内安全
- 受験合格・学業成就
- 交通安全
- 安産成就
- 病気回復
- 無病息災
- 禁酒・禁煙などの禁断の願い
特に近年は縁結びの神様として若い世代に人気があり、カップルでの参拝も多く見られます。また、黒田忠之公が献上した「開運の破魔矢と熊手」は特に有名で、新年の縁起物として多くの参拝者が授かっています。
福岡随一の初日の出スポット


愛宕神社が初詣スポットとして特に人気なのは、福岡市内で最高の「初日の出スポット」だからです。
標高68メートルの愛宕山頂に位置する境内からは、博多湾、福岡タワー、PayPayドーム、能古島、志賀島まで180度のパノラマビューが広がります。



元旦の早朝には、玄界灘の水平線から昇る初日の出を拝むことができ、その神秘的な光景は一生の思い出になるぞ
初日の出を目的に訪れる人も多く、大晦日の深夜から元旦の早朝にかけては特に混雑します。しかし、その混雑を経験してでも見る価値のある絶景が待っています。
福岡市内からのアクセスの良さ
天神や博多駅から30分〜40分程度でアクセスできる立地の良さも、愛宕神社が初詣スポットとして人気の理由です。
地下鉄やバス、車など、さまざまな交通手段で訪れることができ、駐車場も約30〜50台分確保されています(初詣期間は満車の可能性が高いですが)。



福岡市内に住む人はもちろん、県外から訪れる人にとってもアクセスしやすい立地となっているぞ
愛宕神社の初詣を快適に楽しむ方法
混雑状況と避けるべき時間帯
愛宕神社の初詣は、時間帯によって混雑状況が大きく異なります。実際の混雑状況を把握して、計画的に参拝しましょう。
最も混雑する時間帯(避けるべき)
大晦日23時〜元旦2時 年越しの瞬間を神社で迎えたい人々で、境内への階段から長蛇の列ができます。寒さも厳しく、2〜3時間待ちも珍しくありません。初日の出を見たい方以外は避けた方が無難です。
元旦〜3日の13時〜19時 昼過ぎから夕方にかけては、一年で最も混雑する時間帯です。家族連れや観光客が集中し、参拝までに2時間以上かかることもあります。
おすすめの参拝時間(比較的空いている)
元旦の早朝6時〜9時 初日の出を見た後、多くの人が帰路につくため、意外と空いている時間帯です。朝の清々しい空気の中での参拝は格別です。
元旦〜3日の早朝5時〜9時 早起きは必要ですが、快適に参拝できます。寒さ対策をしっかりしていけば、落ち着いて新年の祈願ができます。
元旦〜3日の15時〜閉門前 午後の混雑が落ち着き始める時間帯です。夕暮れ時の参拝も雰囲気があっておすすめです。
2日・3日の夜遅く(20時以降) かなり空いてきます。福岡タワーのライトアップも見えて、デートスポットとしても最適です。
4日以降(最もおすすめ) 三が日にこだわらないなら、4日以降が断然おすすめです。混雑が嘘のように解消され、快適に参拝できます。松の内(1月7日まで)であれば、十分に初詣の雰囲気を味わえます。
参拝ルートの選び方
愛宕神社には、山頂の境内まで3つの参拝ルートがあります。



それぞれに特徴があるので、自分の体力や状況に合わせて選びましょう
ルート1:男道(愛宕神社前バス停側) 最も一般的なルートで、約300段の石段が続きます。鳥居をくぐって真っ直ぐ登る正統派の参道ですが、かなり急な階段なので体力に自信がない方は避けた方が良いでしょう。
ルート2:女坂(室見駅側・セブンイレブン裏) 地下鉄室見駅から来る場合に便利なルートです。「愛宕桜坂」とも呼ばれ、踊り場が多く比較的楽に登れます。私も初めて参拝した時はこのルートを使いましたが、男道よりもずっと楽でした。
ルート3:車道(第三駐車場側) 車で第三駐車場に停めた場合に利用するルートです。意外と穴場で、知る人ぞ知るルートとなっています。



体力に自信のない方や高齢者、小さなお子様連れの場合は、車で駐車場近くまで行き、社務所下のエレベーターを利用することもできます
持ち物と服装の準備
愛宕神社の初詣を快適に過ごすための持ち物と服装をご紹介します。
必須の持ち物
- 現金(お賽銭、お守り購入用。キャッシュレス非対応)
- カイロや手袋(元旦の早朝は氷点下近くまで冷え込みます)
- 懐中電灯やスマホのライト機能(夜間参拝の場合)
- 飲み物(長時間並ぶ可能性があります)
服装のポイント
- 歩きやすい靴(スニーカー推奨。ヒールやサンダルは厳禁)
- 厚手のコート、マフラー、帽子などで防寒対策
- 女性の方はスカートNG(階段が急で下から見上げる形になります)
- 脱ぎ着しやすい重ね着スタイル(階段を登ると汗をかきます)
私が初めて参拝した時、革靴で行ってしまい階段で滑りそうになった経験があります。必ずスニーカーなど滑りにくい靴で行きましょう。
お守りと縁起物
愛宕神社では、さまざまなお守りや縁起物が授与されています。
特に人気の授与品
- 開運の破魔矢(黒田忠之公献上の伝統ある縁起物。赤いひょうたん付き)
- 熊手(商売繁盛を願う方に人気)
- 縁結びお守り(若い世代に大人気)
- 各種お守り(交通安全、学業成就、家内安全など種類豊富)
- 御朱印(月ごとにデザインが変わる美しい御朱印。初穂料1,000円)
社務所の受付時間は日によって変わりますが、初詣期間中は長時間開いています。ただし、元旦の午前3時〜午前6時の間は一旦閉まるので注意が必要です。



新年用のお札、お守り、縁起物は12月25日から授与が始まります
年末に一度訪れて授かってから、改めて初詣に訪れるという方法もあります。
アクセス方法の詳細ガイド
電車・地下鉄でのアクセス


福岡市営地下鉄空港線「室見駅」
最寄り駅は地下鉄「室見駅」です。1番出口から徒歩約20分で愛宕神社に到着します。
- 博多駅から:地下鉄空港線で約16分、料金260円
- 天神駅から:地下鉄空港線で約10分、料金200円
駅を出たら室見橋を渡り、愛宕神社の看板に従って「女坂」を登っていきます。途中、セブンイレブン福岡愛宕2丁目店の裏側を通る「愛宕桜坂」ルートが比較的登りやすいのでおすすめです。
バスでのアクセス
西鉄バスの9番系統を利用すると便利です。
最寄りバス停
- 愛宕神社前
- 愛宕下
博多駅から マリナタウンや能古渡船場方面行きのバスに乗車。約45分、料金は区間によって異なります。
能古渡船場から 薬院や住吉、博多方面行きのバスに乗車。約10分です。
バス停を降りると、すぐ目の前に参道の鳥居が見えます。



ここから「男道」と呼ばれる約300段の石段を登ることになります
車でのアクセス
車でのアクセスは便利ですが、初詣期間中は駐車場が満車になる可能性が高いため、早めの到着を心がけましょう。
ルート 福岡都市高速環状線「愛宕出入口」から約1km、約3分です。
天神方面から来る場合は、Uターンしてマリナ通り方面に向かい、愛宕大橋の交差点を左折します。マリナ通りに入ると、「hitマリナ通り住宅展示場」が見えるので、その手前のマンションとの間の細い道を左折してください。
道なりに曲がりながら数分登ると、「第三駐車場」に到着します。





奥にも駐車場があります
駐車場情報
- 無料駐車場あり(約30〜50台)
- 初詣期間中はすぐに満車になります
- 周辺に有料駐車場はほとんどありません
- タクシー利用も検討の価値あり


こちらは「第二駐車場」です。



実際、筆者が元旦の昼頃に車で行った時は、駐車場待ちで1時間以上かかりました
三が日に車で行く場合は、早朝か夕方以降がおすすめです。


こちらは交差点からすぐ曲がって登って行くルートです。歩いて行けないこともないですが、坂道が続いてますので、車で行った方が良いでしょう。
歩いて行く場合は、交差点からもう少し離れた方に階段が続いています。
おすすめのアクセス方法
初日の出を見る場合 車やタクシーがおすすめです。大晦日の夜は公共交通機関の本数が限られるため、車の方が便利です。ただし、駐車場は大晦日23時頃から満車になるので、22時頃には到着しておきたいところです。
三が日の日中 地下鉄がおすすめです。運動がてら20分歩いて、愛宕神社までのハイキングを楽しむのも良いでしょう。帰りは下り坂なので比較的楽です。
4日以降や夕方以降 車が便利です。この時期なら駐車場もある程度空いており、夜景も楽しめます。
参拝時のマナーとポイント


基本的な参拝作法
神社での参拝には基本的な作法があります。新年の最初の参拝だからこそ、正しい作法で心を込めて祈願しましょう。
参拝の流れ
- 鳥居をくぐる前に一礼
- 手水舎で手と口を清める(左手→右手→口→左手の順)
- お賽銭を静かに入れる
- 二礼二拍手一礼(2回深くお辞儀→2回拍手→1回深くお辞儀)
- 参拝後、鳥居を出る前に振り返って一礼
お賽銭の目安 私は年に一度の初詣では500円を入れています。金額に決まりはありませんが、自分の気持ちに見合う額を選びましょう。ご縁がありますように、という意味で5円玉や50円玉を選ぶ方も多いです。
撮影スポット



愛宕神社には、インスタ映えする撮影スポットがたくさんあります
おすすめ撮影スポット
- 社殿向かって右側の風車設置場所(背景に福岡タワー)
- 境内からの博多湾パノラマビュー
- 参道の鳥居(特に朝日や夕日の時間帯)
- 本殿前の丹塗りの門
ただし、混雑時は他の参拝者の迷惑にならないよう、譲り合いの精神を忘れずに。
初詣後のおすすめスポット
岩井屋の「いわい餅」 愛宕神社入口近くにある甘味茶屋「岩井屋」では、名物の「いわい餅」を味わえます。参拝後の休憩にぴったりです。
福岡タワーや能古島 愛宕神社から車で10分程度の距離に福岡タワーやマリノアシティがあります。初詣の後、福岡の観光スポットを巡るのもおすすめです。
糸島方面へドライブ 車で訪れた場合は、そのまま西へ向かって糸島エリアの海岸線ドライブを楽しむのも良いでしょう。新年の海は清々しく、気持ちの良いドライブができます。
愛宕神社の年間行事
初詣以外にも、愛宕神社では年間を通じてさまざまな行事が行われています。
主な年間行事
- 元旦祭(1月1日):午前8時より斎行
- 七草火焚き祭り(1月7日):午前11時より、お粥の振る舞い(限定200食)
- 正月大祭(1月23・24日)
- 愛宕桜祭り(4月1日〜15日):約2000本の桜が咲く
- ほおずき夏祭り(7月の海の日とその前日):福岡三大夏祭りの一つ
- 七夕祭り(7月)
- 火祭り(12月5日):大柴燈護摩供(火渡り神事)
特に春の桜祭りと夏のほおずき祭りは、多くの参拝者で賑わいます。初詣だけでなく、季節ごとに訪れてみるのもおすすめです。
よくある質問(Q&A)
Q. 愛宕神社は24時間参拝できますか? A. はい、境内への参拝は24時間可能です。ただし、社務所(お守り授与所)の営業時間は日によって異なります。初詣期間中は長時間開いていますが、元旦の午前3時〜午前6時は一旦閉まります。
Q. ペットと一緒に参拝できますか? A. 一般的に神社ではペットの同伴は控えるべきとされています。事前に神社に問い合わせることをおすすめします。
Q. 車椅子でも参拝できますか? A. 車で駐車場まで行き、社務所下のエレベーターを利用すれば、車椅子でも境内まで行くことができます。ただし、階段のルートは車椅子では難しいです。
Q. おみくじは何種類ありますか? A. 愛宕神社には16種類ものおみくじがあります。一般的なおみくじから、恋みくじ、子供用おみくじなど、バリエーション豊富です。
Q. 御朱印はいただけますか? A. はい、社務所で御朱印をいただけます。初穂料は1,000円です。月ごとにテーマが変わる美しいデザインが人気です。
Q. トイレはありますか? A. 境内にトイレがあります。ただし、混雑時は行列になることもあるので、余裕を持って利用しましょう。
新年の幸せと健康を、愛宕神社の神様に祈願しに行きましょう!
愛宕神社の初詣は「時間帯選び」と「事前準備」が成功のカギ
まず結論からお伝えします。愛宕神社の初詣を快適に楽しむためには、以下のポイントを押さえることが重要です。
愛宕神社 初詣のポイント
- 三が日の参拝者数は約50万〜70万人と非常に混雑する
- 混雑のピークは大晦日23時〜元旦2時、元旦〜3日の13時〜19時
- 狙い目は早朝(6時〜9時)または夕方以降(15時〜17時)
- 4日以降なら快適に参拝できる
- アクセスは車が便利だが、駐車場の確保は早めに
- 約300段の階段があるため、歩きやすい靴と防寒対策が必須
初詣の成否は、いかに混雑を避けて参拝できるかにかかっています。



この記事を読んで、しっかり準備してから訪れることをおすすめします
なぜ愛宕神社の初詣は特別なのか
福岡最古の歴史と圧倒的なご利益
愛宕神社が初詣スポットとして人気を集める理由は、その歴史とご利益の多様性にあります。



西暦72年、景行天皇の時代に創建されたこの神社は、福岡で最も古い歴史を持つ
その後1634年に、福岡藩主の黒田忠之公が京都の愛宕神社から火の神を勧請し、現在の形となりました。
愛宕神社には、火産霊神(ほむすびのかみ)、伊邪那美尊(いざなみのみこと)、伊邪那岐尊(いざなぎのみこと)、天忍穂耳尊(あめのおしほみみのみこと)の四柱の神様が祀られています。
主なご利益
- 縁結び・恋愛成就
- 厄除開運
- 商売繁盛
- 家内安全
- 受験合格・学業成就
- 交通安全
- 安産成就
- 病気回復
- 無病息災
- 禁酒・禁煙などの禁断の願い
特に近年は縁結びの神様として若い世代に人気があり、カップルでの参拝も多く見られます。



また、黒田忠之公が献上した「開運の破魔矢と熊手」は特に有名で、新年の縁起物として多くの参拝者が授かっています
福岡随一の初日の出スポット
愛宕神社が初詣スポットとして特に人気なのは、福岡市内で最高の初日の出スポットだからです。
標高68メートルの愛宕山頂に位置する境内からは、博多湾、福岡タワー、PayPayドーム、能古島、志賀島まで180度のパノラマビューが広がります。



元旦の早朝には、玄界灘の水平線から昇る初日の出を拝むことができ、その神秘的な光景は一生の思い出になるでしょう
初日の出を目的に訪れる人も多く、大晦日の深夜から元旦の早朝にかけては特に混雑します。しかし、その混雑を経験してでも見る価値のある絶景が待っています。
福岡市内からのアクセスの良さ
天神や博多駅から30分〜40分程度でアクセスできる立地の良さも、愛宕神社が初詣スポットとして人気の理由です。
地下鉄やバス、車など、さまざまな交通手段で訪れることができ、駐車場も約30〜50台分確保されています(初詣期間は満車の可能性が高いですが)。



福岡市内に住む人はもちろん、県外から訪れる人にとってもアクセスしやすい立地となっているぞ
愛宕神社の初詣を快適に楽しむ方法
混雑状況と避けるべき時間帯
愛宕神社の初詣は、時間帯によって混雑状況が大きく異なります。実際の混雑状況を把握して、計画的に参拝しましょう。
最も混雑する時間帯(避けるべき)
大晦日23時〜元旦2時 年越しの瞬間を神社で迎えたい人々で、境内への階段から長蛇の列ができます。寒さも厳しく、2〜3時間待ちも珍しくありません。初日の出を見たい方以外は避けた方が無難です。
元旦〜3日の13時〜19時 昼過ぎから夕方にかけては、一年で最も混雑する時間帯です。家族連れや観光客が集中し、参拝までに2時間以上かかることもあります。
おすすめの参拝時間(比較的空いている)
元旦の早朝6時〜9時 初日の出を見た後、多くの人が帰路につくため、意外と空いている時間帯です。朝の清々しい空気の中での参拝は格別です。
元旦〜3日の早朝5時〜9時 早起きは必要ですが、快適に参拝できます。寒さ対策をしっかりしていけば、落ち着いて新年の祈願ができます。
元旦〜3日の15時〜閉門前 午後の混雑が落ち着き始める時間帯です。夕暮れ時の参拝も雰囲気があっておすすめです。
2日・3日の夜遅く(20時以降) かなり空いてきます。福岡タワーのライトアップも見えて、デートスポットとしても最適です。
4日以降(最もおすすめ) 三が日にこだわらないなら、4日以降が断然おすすめです。混雑が嘘のように解消され、快適に参拝できます。松の内(1月7日まで)であれば、十分に初詣の雰囲気を味わえます。
参拝ルートの選び方
愛宕神社には、山頂の境内まで3つの参拝ルートがあります。



それぞれに特徴があるので、自分の体力や状況に合わせて選びましょう
ルート1:男道(愛宕神社前バス停側) 最も一般的なルートで、約300段の石段が続きます。鳥居をくぐって真っ直ぐ登る正統派の参道ですが、かなり急な階段なので体力に自信がない方は避けた方が良いでしょう。
ルート2:女坂(室見駅側・セブンイレブン裏) 地下鉄室見駅から来る場合に便利なルートです。「愛宕桜坂」とも呼ばれ、踊り場が多く比較的楽に登れます。私も初めて参拝した時はこのルートを使いましたが、男道よりもずっと楽でした。
ルート3:車道(第三駐車場側) 車で第三駐車場に停めた場合に利用するルートです。意外と穴場で、知る人ぞ知るルートとなっています。
体力に自信のない方や高齢者、小さなお子様連れの場合は、車で駐車場近くまで行き、社務所下のエレベーターを利用することもできます。
持ち物と服装の準備
愛宕神社の初詣を快適に過ごすための持ち物と服装をご紹介します。
必須の持ち物
- 現金(お賽銭、お守り購入用。キャッシュレス非対応)
- カイロや手袋(元旦の早朝は氷点下近くまで冷え込みます)
- 懐中電灯やスマホのライト機能(夜間参拝の場合)
- 飲み物(長時間並ぶ可能性があります)
服装のポイント
- 歩きやすい靴(スニーカー推奨。ヒールやサンダルは厳禁)
- 厚手のコート、マフラー、帽子などで防寒対策
- 女性の方はスカートNG(階段が急で下から見上げる形になります)
- 脱ぎ着しやすい重ね着スタイル(階段を登ると汗をかきます)
私が初めて参拝した時、革靴で行ってしまい階段で滑りそうになった経験があります。



必ずスニーカーなど滑りにくい靴で行きましょう
お守りと縁起物
愛宕神社では、さまざまなお守りや縁起物が授与されています。
特に人気の授与品
- 開運の破魔矢(黒田忠之公献上の伝統ある縁起物。赤いひょうたん付き)
- 熊手(商売繁盛を願う方に人気)
- 縁結びお守り(若い世代に大人気)
- 各種お守り(交通安全、学業成就、家内安全など種類豊富)
- 御朱印(月ごとにデザインが変わる美しい御朱印。初穂料1,000円)
社務所の受付時間は日によって変わりますが、初詣期間中は長時間開いています。ただし、元旦の午前3時〜午前6時の間は一旦閉まるので注意が必要です。
新年用のお札、お守り、縁起物は12月25日から授与が始まります。



年末に一度訪れて授かってから、改めて初詣に訪れるという方法もあります
昔はケーブルカーが通っていた


愛宕山ケーブルカー跡地
この愛宕神社の境内は、高い位置にあり大変眺めが良い場所です。実は昭和3〜18年まで、約15年間ケーブルカー(ロープウェイ)が使われていました。



8人乗りで2台2分間の空中での遊覧は、当時珍しく参拝者や観光客でとても賑わっていたぞ


参拝時のマナーとポイント
基本的な参拝作法
神社での参拝には基本的な作法があります。新年の最初の参拝だからこそ、正しい作法で心を込めて祈願しましょう。
参拝の流れ
- 鳥居をくぐる前に一礼
- 手水舎で手と口を清める(左手→右手→口→左手の順)
- お賽銭を静かに入れる
- 二礼二拍手一礼(2回深くお辞儀→2回拍手→1回深くお辞儀)
- 参拝後、鳥居を出る前に振り返って一礼
お賽銭の目安 金額に決まりはありませんが、自分の気持ちに見合う額を選びましょう。



ご縁がありますように、という意味で5円玉や50円玉を選ぶ方も多いです
撮影スポット
愛宕神社には、インスタ映えする撮影スポットがたくさんあります。
おすすめ撮影スポット
- 社殿向かって右側の風車設置場所(背景に福岡タワー)
- 境内からの博多湾パノラマビュー
- 参道の鳥居(特に朝日や夕日の時間帯)
- 本殿前の丹塗りの門



ただし、混雑時は他の参拝者の迷惑にならないよう、譲り合いの精神を忘れずに
初詣後のおすすめスポット




岩井屋の「いわい餅」 愛宕神社入口近くにある甘味茶屋「岩井屋」では、名物の「いわい餅」を味わえます。参拝後の休憩にぴったりです。
福岡タワーや能古島 愛宕神社から車で10分程度の距離に福岡タワーやマリノアシティがあります。初詣の後、福岡の観光スポットを巡るのもおすすめです。
糸島方面へドライブ 車で訪れた場合は、そのまま西へ向かって糸島エリアの海岸線ドライブを楽しむのも良いでしょう。新年の海は清々しく、気持ちの良いドライブができます。
愛宕神社の年間行事
初詣以外にも、愛宕神社では年間を通じてさまざまな行事が行われています。
主な年間行事
- 元旦祭(1月1日):午前8時より斎行
- 七草火焚き祭り(1月7日):午前11時より、お粥の振る舞い(限定200食)
- 正月大祭(1月23・24日)
- 愛宕桜祭り(4月1日〜15日):約2000本の桜が咲く
- ほおずき夏祭り(7月の海の日とその前日):福岡三大夏祭りの一つ
- 七夕祭り(7月)
- 火祭り(12月5日):大柴燈護摩供(火渡り神事)
特に春の桜祭りと夏のほおずき祭りは、多くの参拝者で賑わいます。



初詣だけでなく、季節ごとに訪れてみるのもおすすめです
よくある質問(Q&A)
Q. 愛宕神社は24時間参拝できますか? A. はい、境内への参拝は24時間可能です。ただし、社務所(お守り授与所)の営業時間は日によって異なります。初詣期間中は長時間開いていますが、元旦の午前3時〜午前6時は一旦閉まります。
Q. ペットと一緒に参拝できますか? A. 一般的に神社ではペットの同伴は控えるべきとされています。事前に神社に問い合わせることをおすすめします。
Q. 車椅子でも参拝できますか? A. 車で駐車場まで行き、社務所下のエレベーターを利用すれば、車椅子でも境内まで行くことができます。ただし、階段のルートは車椅子では難しいです。
Q. おみくじは何種類ありますか? A. 愛宕神社には16種類ものおみくじがあります。一般的なおみくじから、恋みくじ、子供用おみくじなど、バリエーション豊富です。
Q. 御朱印はいただけますか? A. はい、社務所で御朱印をいただけます。初穂料は1,000円です。月ごとにテーマが変わる美しいデザインが人気です。
Q. トイレはありますか? A. 境内にトイレがあります。ただし、混雑時は行列になることもあるので、余裕を持って利用しましょう。
まとめ
約300段の石段を登り切った先に広がる、博多湾のパノラマビューと静謐な境内。愛宕神社の初詣は、少しの準備と工夫で、忘れられない新年の思い出になります。
混雑を避けるなら早朝6時〜9時か、思い切って4日以降。初日の出を拝みたいなら大晦日の深夜から。体力に自信がなければ女坂や車でのアクセスを。そして何より、歩きやすい靴と防寒対策だけは忘れずに。この記事でお伝えしたポイントを押さえれば、三が日の混雑も怖くありません。
福岡移住者として毎年感じるのは、この神社が持つ特別な魅力です。1900年の歴史が紡いできた荘厳な空気、多様なご利益への信仰、そして何より、新しい年の始まりにふさわしい清々しさ。
玄界灘から昇る初日の出を眺めながら、あるいは夜景に輝く福岡タワーを背景に、2026年への願いを込めて手を合わせる。
その瞬間が、きっとあなたの一年を素晴らしいものにしてくれるはずです。さあ、この記事を参考に、愛宕神社での最高の初詣体験を計画してみませんか。新しい年が、皆さんにとって幸多き一年になりますように。




