福岡市動物園に7年ぶりに待望のゾウが来た!いつから見れる?

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2024年7月30日に、福岡市動物園に4頭のアジアゾウがやってきました。福岡市動物園にゾウを迎えるのは7年ぶりになります。

今現在は、福岡市動物園の新しい環境に慣れるためにトレーニング中ということです。

しおりん

全面公開は10月末ごろの予定です

アジアゾウの元気な姿を見るのが楽しみですね。

この記事でわかること

・福岡市動物園に迎えたゾウについて

目次

ミャンマーから福岡市動物園に4頭のゾウを迎えた

7月30日にミャンマーから福岡市動物園に無事にアジアゾウが4頭到着しました。

ゾウの来日は、新型コロナウイルスやミャンマー国内でのクーデターの影響で受け入れが約2年遅れていました。

たくさんの人が今か今かとゾウが福岡市動物園に来る日を待っていました。

(写真はイメージです)

ミャンマーは中国とタイとインドの間に位置し、インドシナ半島の西側にあります。

広大なデルタ地帯から北部はヒマラヤ山脈に連なる山岳地帯があり、雨季や乾季があったり地域によっても気候が違います。

4頭のうち2頭のメスは親子です。本来ゾウは仲間意識が強く群れで生活するため、4頭一緒に迎えることになりました。

しおりん

なんと現地から獣医とゾウ使いの方を合わせた六人のチームが同行したそうで、移動が大変だったことが想像できます

【悲報】1頭のメスのゾウが死んでしまいました

7月にミャンマーから来てくれた、12才の1頭のメスのゾウが死んでしまいました。

9月5日に右後ろ足を引きずる様子が確認され、定期のゾウヘルペスウイルスのPCR検査を実施したところ陽性反応が出たということです。抗ウイルス薬を投与していましたが、9月10日急にゾウ舎の中で倒れていたそうです。

しおりん

とてもショックな出来事で、筆者も涙が出そうになりました

長い距離を渡ってきてくれた4頭が福岡市動物園で長く生きてくれることを望んでたのに、残念でなりません。

現在の段階では、ゾウが死んだ原因はまだ特定できないようです。ミャンマーから来てくれた4頭のうち、1頭は死んでしまいましたが、あとの3頭の健康状態には問題ないそうです。

10月には私たちもゾウが見れるようになりますし、残りの3頭は元気に長生きしてほしいです。

アジアゾウとは?

アジアゾウとは、インドや東南アジアの森林地帯に生息するゾウです。大人の体長は約5.5〜6.5メートルです。鼻の長さは約1.5〜2メートルで尾長(尻尾)は1.2〜1.5メートルあります。

さくら

全てがビッグ!

アジアゾウは、アフリカゾウと比べると「陸上で2番目に大きい動物」です。アフリカゾウより人間に懐きやすいと言われています。

自然のアジアゾウは主に森林周辺で生活しています。寿命は60年前後です。

開園して初めてオスゾウを迎える

(写真はイメージです)

福岡動物園では初めてとなるオスのゾウも迎えることになり、福岡動物園はゾウ舎を新築しました。

そしてメスゾウのためにも今までのゾウ舎をリニューアルし、ゾウが快適に過ごせる空間を準備しました。

今回4ミャンマーからゾウ達を迎えるにあたって、日本の気候にも対応できるように考えられています。

ねこのこ

寒い冬でも暖かく過ごせるように「暖房」を完備したぞ

水遊びや泥遊びができるプールなど、ゾウたちがストレスを感じずに楽しく過ごせる環境に整えられました。

運動場はなんと約3倍の広さに拡大し、動物園の地形を利用した高低差13メートルの丘が整備して作られました。

故郷に近づけた環境に

(写真はイメージです)

ゾウは主に植物を食べます。野菜、果物や木の枝や葉・樹皮や根などを1日なんと100キロ食べます。

そのため自然のゾウは1日のほとんどの時間食べ物を探します。

ゾウを故郷の環境に近づけるために、飼育員の方が壁の穴や土、砂場など毎日違う場所に食べ物を隠して、好きなときに食べられるように工夫されています。

しおりん

ちなみに、大人のゾウは2〜5トンです

この大きさですから、1日100キロ食べるのも納得です。さすがゾウですね。

「エレ・ファンクラブ」メンバー

ゾウを支援する仲間を募集しています。動物園の窓口で1口1000円から寄付を受け付けます。

「エレ・ファンクラブ」に寄付をしたした人には、オリジナルのゾウの缶バッジ(1口につき1個)もらうことができます。寄付金は、ゾウの餌代などに使われるそうです。

しおりん

ゾウが好きな方、福岡動物園を応援したい方、ゾウの餌代のためにも「エレ・ファンクラブ」メンバーになってみてはいかがでしょうか

福岡市動物園の裏話

福岡市動物園は1953年に開園しましたが、当時は福岡市動物園にゾウがいなかったそうです。

そのため、ゾウを熊本市動物園から譲り受けることになりました。

熊本から福岡市動物園にゾウを運ぶときに、ゾウがトラックに乗るのを嫌がったため、なんと国道3号線を熊本の動物園の方が歩いて福岡市動物園まで連れて来てくれたという裏話があります。

ねこのこ

歩いて連れてくるなんて、気が遠くなるな〜ゾウに対する愛情がすごいぞ!

まとめ

以上、福岡市動物園に7年ぶりにゾウがやってきたということですが、まだ環境に慣れるためのトレーニングをしているということで、いま動物園にいっても見ることはできないようです。

ゾウを生で見ることができるのは10月末ごろの予定ということなので、暑さが和らいできた時期で退園者にとってもちょうど良い時期かも知れません。

とりあえず長い長い距離を渡ってきてくれたゾウたちに、「お疲れ様」と言いたいですし、ゆっくり福岡の環境に慣れていってほしいと思います。

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