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2026年8月23日から24日にかけて、福岡市に大きな衝撃を与えるニュースが飛び込んできました。約16年間にわたり福岡市長として市政の舵を取り、福岡を「日本一元気な街」へと躍進させた高島宗一郎(たかしま そういちろう)市長が、今年11月に予定されている福岡市長選挙に出馬せず、今期限りで退任する意向を表明したのです。



36歳という全国最年少級の若さで福岡市長に初当選して以来、4期連続でトップを務めてきた高島市長
都市再開発「天神ビッグバン」や「国家戦略特区(スタートアップ特区)」の推進、博多駅前道路陥没事故のわずか1週間での復旧など、そのスピード感溢れるリーダーシップは全国・世界から注目を集めました。
「高島市長になってから福岡の街が本当に変わった」
「次の福岡市はどうなるのだろう?」
このように感じている地元住民の方や、これから福岡への移住を検討している方も多いのではないでしょうか。
本記事では、今回発表された高島市長の不出馬表明の経緯と理由について客観的な視点からわかりやすく解説するとともに、高島市長のプロフィール、4期16年で達成した主な実績や都市開発計画、そして執筆された注目の著書までを網羅して徹底解説します。



福岡のこれまでとこれからを知るための完全ガイドとして、ぜひ最後までお読みください
1. 高島市長の「次回市長選不出馬」発表の経緯と理由


まずは、今回発表された高島市長の不出馬表明について、経緯と発表されたコメントのポイントを整理して解説します。
SNSでの第一報と定例記者会見での正式表明
高島市長は、2026年8月23日夜、自身の公式SNS(Facebook等)にて、任期満了に伴う今年11月の福岡市長選挙に立候補しない意向を明かしました。



さらに翌8月24日の福岡市役所での定例記者会見において、報道陣を前に「次の世代にたすきをつなぎたい」と述べ、5選不出馬を正式に表明しました
2010年11月に初当選を果たして以来、4期16年にわたって福岡市政を支えてきた高島市長。在任期間は歴代の福岡市長の中でも最長を更新しており、今回の発表は市政関係者のみならず、市民や地元の経済界にとっても大きな節目となるニュースとなりました。
なぜ今、不出馬を決断したのか?(発表された理由)
高島市長が明かした不出馬の主な理由は、「都市の持続的な発展と次世代への継承」にあります。



記者会見やSNSでの発言において、高島市長は主に以下のような趣旨のコメントを残しています
- 「同じ人間が長く続けることには、慎重でなければならない」
- 「新しい人材が活躍していくほうが、市役所や福岡市という街にとっても健全である」
- 「現在の任期をしっかりと満了した上で、自らの意思で次の世代にたすきを繋ぎたい」
長期政権に伴う組織のマンネリ化や停滞を防ぎ、常に新しい風を取り入れることが福岡市の将来にとってプラスになるという考えに基づいた判断であることが伺えます。



権力に執着することなく、自身の引き際を明確にし、次代のリーダーへバトンを渡す姿勢を示した形と言えます
街やネットの反響・客観的な受け止め
高島市長の不出馬表明に対し、SNSや街頭インタビューでは多様な声が寄せられています。
- 感謝と労いの声: 「天神や博多の街が綺麗になり、福岡全体の勢いが増した」「16年間本当にお疲れ様でした」といった、実績を評価する声。
- 将来への不安と期待: 「天神ビッグバンなど進行中のプロジェクトはどうなるのか」「次の市長にはどのようなリーダーシップが求められるのか」という今後の展開に対する関心。
政治的な評価には当然さまざまな意見が存在しますが、16年間という長きにわたり、全国の政令指定都市の中でもトップクラスの成長と話題性をもたらした点においては、多くの市民や経済関係者が一定の評価を与えています。
2. 高島宗一郎氏のプロフィールと歩み
あらためて、高島宗一郎氏がどのような人物であり、どのような歩みを経て福岡市長となったのか、そのプロフィールと経歴を振り返ってみましょう。
基本プロフィール
氏名: 高島 宗一郎(たかしま そういちろう)
生年月日: 1974年(昭和49年)11月1日
出身地: 大分県大分市
学歴: 成城大学法学部 卒業
前職: 九州朝日放送(KBC)アナウンサー
アナウンサーから36歳最年少市長へ
大学卒業後の1997年、高島氏は福岡の民放局である九州朝日放送(KBC)に入社しました。アナウンサーとして朝の情報番組『アサデス。』のメインキャスターなどを務め、明るいキャラクターと卓越したトーク力、情報発信力で「福岡の朝の顔」として広く親しまれていました。



転機が訪れたのは2010年です
当時36歳だった高島氏はアナウンサーを退職し、同年11月の福岡市長選挙に無所属で立候補。「行政経験のない元アナウンサーに市政が担えるのか」という懐疑的な見方や厳しい逆風もありましたが、若さと改革の情熱を前面に打ち出し、見事に初当選を果たしました。



当時の政令指定都市市長としては全国最年少(36歳)での就任でした
4期連続当選と史上最多得票数の更新
初当選以降、高島市長は民間感覚を取り入れたスピード感のある都市経営を展開していきました。その実績が評価され、2014年、2018年、2022年の市長選挙においても圧倒的な支持を集めて再選。



特に近年では、自身の持つ福岡市長選での史上最多得票記録を更新しながら4期目を迎えるなど、高い支持率と存在感を維持し続けてきました
| 年代 | 主な出来事・実績 |
| 1997年 | 九州朝日放送(KBC)にアナウンサーとして入社 |
| 2010年 | 福岡市長選挙に初当選(36歳、当時政令市最年少) |
| 2014年 | 福岡市長選 2期目当選。国家戦略特区(スタートアップ特区)獲得 |
| 2016年 | 博多駅前道路陥没事故が発生、1週間での爆速復旧が世界で話題に |
| 2017年 | 日本の市長として初めてダボス会議(世界経済フォーラム)へ招待 |
| 2018年 | 福岡市長選 3期目当選。『福岡市を経営する』を出版 |
| 2022年 | 福岡市長選 4期目当選(最多得票数を更新)。絵本『アヒルちゃんの夢』出版 |
| 2026年 | 8月、任期満了に伴う次回市長選への不出馬を正式表明 |
3. 数字とプロジェクトで見る!高島市長の主な実績と都市開発計画



高島市政の16年間において、福岡市は目覚ましい変貌を遂げました
「福岡市を経営する」というスローガンのもと、具体的にどのような実績を残し、どのような計画を進めてきたのかを主要なトピック別に詳しく解説します。
① 政令指定都市No.1の「人口増加率」と「税収増加」
高島市政の最大の実績の一つとして挙げられるのが、顕著な人口増加と経済指標の伸びです。
日本の多くの自治体が人口減少と少子高齢化に悩む中、福岡市は高島市長の就任以降、15年以上にわたり人口が増加し続けました。



就任当時約146万人だった人口は167万人を突破し、増加数は20万人以上にのぼります
- 人口増加率: 政令指定都市の中でトップクラス(国勢調査データなど)
- 若者率(10代・20代の割合): 政令指定都市の中で最高水準
- 市税収入: 豊かな民間投資と人口増に伴い、過去最高更新を記録
若者が集まり、街活気が溢れる循環を作り出したことが、福岡市が「日本一住みたい街」「移住したい街」としてメディアに取り上げられる最大の要因となりました。
② 国家戦略特区「スタートアップ都市・福岡」の推進
高島市長は、福岡市を「アジアのリーダー都市」にするべく、日本のスタートアップ(起業)の拠点としてブランディングを行いました。



2014年、政府から「国家戦略特区(グローバル創業・雇用創出特区)」の指定を獲得
これにより、規制緩和や制度改革を次々と実現していきました。
- スタートアップビザの導入: 外国人起業家の受け入れハードルを緩和
- FUKUOKA GROWTH NEXT(FGN)の開設: 旧大名小学校の校舎を活用した官民共創型の創業支援施設を設置
- 開業率日本一: 規制緩和と強力な支援策が奏功し、福岡市は全国の大都市でトップクラスの開業率を達成



「失敗を恐れずに挑戦できる街」という文化を醸成したことは、全国の自治体における起業支援モデルのパイオニアとなりました
③ 街の景色を一変させた「天神ビッグバン」と「博多コネクティッド」
高島市長の実績として最も目に見える形で街を変えたのが、超大型都市再開発プロジェクト「天神ビッグバン」と「博多コネクティッド」です。
天神ビッグバン
福岡の中心地・天神地区において、航空法の高さ制限緩和や、市独自の容積率ボーナス制度(魅力ある建築デザインや感染症対応などを評価して容積率を増やす仕組み)を活用し、老朽化したビルの建て替えを一気に促進させました。



補助金を多額に投入するのではなく、「民間投資を呼び込むインセンティブ」を設計することで、約70棟におよぶビルの建て替えが進み、先進的なオフィスや商業施設が続々と誕生しています
博多コネクティッド
九州の玄関口である博多駅周辺において、回遊性の向上やビルの建て替えを促進するプロジェクトです。



天神地区と博多地区という2大拠点を同時にブラッシュアップすることで、都市全体の国際競争力と防災性能を飛躍的に向上させました
④ 世界が驚嘆した「博多駅前道路陥没事故」の1週間復旧
高島市長のリーダーシップと危機管理能力が世界的に賞賛された出来事が、2016年11月に発生した博多駅前道路陥没事故です。



地下鉄工事中に発生した巨大な道路陥没に対し、高島市長は現場の指揮系統を一本化し、民間企業の技術力を結集させてわずか1週間で埋め戻し・ライフライン復旧・交通解放を完了させました
この驚異的なスピード対応は、BBCやCNNをはじめとする海外メディアでも「日本のインフラ復旧力の凄まじさ」「優れたリーダーシップ」として大々的に報じられ、福岡市の信頼性を一気に高めるきっかけとなりました。
⑤ ライフスタイル・ウェルビーイング施策「福岡100」
経済や都市開発だけでなく、市民の暮らしや健康に焦点を当てた長期計画「福岡100」も高島市政の重要な柱です。



人生100年時代を見据え、100の具体的なアクション(健康づくり、予防医療、コミュニティ形成、先進技術を活用した介護など)を官民連携で推進
単に長生きするだけでなく、誰もが健康で豊かに暮らし続けられる都市づくりを目指す取り組みとして高い評価を受けています。
4. 高島市長の思想と思想が学べる「著書」まとめ
高島市長は、自身の都市経営の哲学やリーダーシップ論をまとめた書籍を多数執筆しています。



行政関係者のみならず、ビジネスパーソンや起業家からも高く評価されている主な著書をご紹介します
『福岡市を経営する』(ダイヤモンド社、2018年)
高島市長の初の著書であり、ベストセラーとなった一冊です。
36歳で政治経験ゼロから市長に就任した当時、周囲が敵だらけの中でどのように信頼を獲得し、組織を動かしていったのか。



その苦闘と逆転のドラマがリアルに描かれています
- 主なテーマ: 弱者の逆転戦略、スピードと伝え方の重要性、国家戦略特区の裏側
- 見どころ: 行政を「経営」という視点で捉え直し、数字と結果で変革を起こしていくプロセスは、全てのリーダーやビジネスパーソンにとって非常に実践的な内容となっています。
『福岡市長高島宗一郎の日本を最速で変える方法』(日経BP、2021年)
コロナ禍において、地方自治体としていかにスピード感を持って政策を実行したか、そして国に先駆けて地域を変えていくためのノウハウが凝縮された一冊です。
- 主なテーマ: 有事における決断力、テクノロジーやSNSの活用法、地方からの構造改革
- 見どころ: 「国が変わるのを待つのではなく、地方から最速で実績を作って国を動かす」という高島流のダイナミックな改革手法が明かされています。
『アヒルちゃんの夢』(エッセンシャル出版、2022年)



4期目当選後に発表された、高島市長自らが文と絵を手がけた異色の「起業絵本」
- ストーリー: 空を飛びたいと願うアヒルの子が、自分の限界に直面しながらも起業家と出会い、クラウドファンディングなどを活用して思いもよらない方法で夢を叶えていく物語。
- 見どころ: 自身で描いたカラフルでポップなイラストとともに、「諦めずに工夫して挑戦することの大切さ」を子供から大人まで分かりやすく伝えています。
5. 高島市長退任後の「福岡市」はどうなる?移住者・在住者が知っておきたいポイント
高島市長が今期限りで退任することを受け、これからの福岡市はどう変化していくのでしょうか。当ブログ「nekonoko.online」の視点から、福岡移住を考えている方や市民の皆様が押さえておくべきポイントをまとめました。
大型プロジェクトの継続性と都市の安定性
「市長が変わったら、天神ビッグバンなどの再開発は止まってしまうのでは?」と心配される方もいるかもしれません。



結論から言えば、進行中の主要プロジェクトが急停止する可能性は極めて低いと考えられます
天神ビッグバンや博多コネクティッドなどの事業は、すでに民間企業による建築計画や投資が動いており、福岡市の都市マスタープランとして深く定着しています。



行政の基本路線やインフラ整備計画は引き継がれるため、都市としての成長ポテンシャルや魅力が損なわれるリスクは少ないでしょう
今後の福岡市に求められる新しいテーマ
高島市政の16年間は「都市の成長」「経済の拡大」「ブランディング」において非常に大きな成功を収めました。



一方で、次にバトンを受け取る新しいリーダーには、成長の成果をより市民生活へ還元していく視点が期待されます
- 子育て・教育環境のより一層の充実
- 高齢化社会へのきめ細やかな対応と福祉政策
- 地価上昇や家賃上昇に伴う生活コストへの配慮
- 交通インフラの混雑緩和とスマートシティ化の推進
都市としての「攻め」の基盤が完成したからこそ、次は「守り」や「暮らしやすさの質的向上」に主眼を置いた施策がテーマになっていくと考えられます。
まとめ
本記事では、2026年8月に発表された高島宗一郎市長の次期福岡市長選の不出馬表明の速報をはじめ、そのプロフィール、4期16年にわたる圧倒的な実績や都市開発計画、注目の著書までを分かりやすく解説してきました。
元アナウンサーという経歴から36歳の最年少級で市長に就任し、「福岡市を経営する」という斬新なアプローチで福岡を日本トップクラスの活力ある都市へと押し上げた高島市長。
- 人口増加率政令市トップ&若者が集まる街の実現
- 国家戦略特区を活用した「スタートアップ都市」の確立
- 天神ビッグバン・博多コネクティッドによる街の大変革
- 博多駅前道路陥没事故で見せた驚異の復旧スピード
- 自身の経験と哲学を込めた多数の著書の執筆
これらの軌跡は、単なる一自治体の歴史にとどまらず、日本の都市経営における大きな金字塔となったと言えます。
11月の任期満了をもって高島市長は退任となりますが、彼が築き上げた「挑戦を応援する街」「持続的に成長する都市・福岡」の基盤は、これからも次の世代へと引き継がれていきます。
福岡移住を検討されている方にとっても、福岡市は引き続き非常に魅力度の高い、将来性豊かな都市であり続けるでしょう。当ブログ「nekonoko.online」では、今後も福岡のまちづくりの動きや、移住生活に役立つ最新情報をリアルタイムでお届けしていきます。
高島市長の16年間の素晴らしいリーダーシップに敬意を表するとともに、新しいステージへと歩みを進める福岡市の未来に期待していきましょう!




