福岡に引っ越してきて登山に興味がある方・登山を始めたい初心者の方・家族や友人と気軽にハイキングしたい方・もっと本格的な山に挑戦したい方
「登山って、遠くの山まで行かないといけないんじゃないの?」
あまがみ福岡に移住してくる前、筆者もそう思っていました
登山といえば、信州・長野の北アルプスや富士山など、わざわざ遠征するイメージがあったからです。でも、実際に福岡に住み始めてびっくりしました。
福岡は、登山スポットの宝庫なんです。
福岡市内やその近郊に、初心者でも楽しめる低山から、本格的な修験道の霊山まで、バラエティ豊かな山が揃っています。天神・博多から車で1〜2時間以内にアクセスできる山が数多くあり、「週末に思い立って登りに行く」という気軽なスタイルが当たり前に楽しめます。



この記事では、福岡県内の主な登山スポットを難易度・エリア別に一覧でまとめ、それぞれの特徴・コースタイム・おすすめポイントを詳しく紹介します
「どの山から始めればいい?」という初心者の方でも、読み終えたら自分にぴったりの山が見つかるはずです。
福岡県の主な登山スポット一覧


写真はイメージです
まず全体像を確認しましょう。
| 山名 | 標高 | エリア | 難易度目安 | ひと言特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 立石山(たていしやま) | 209m | 糸島市 | ★☆☆ | 糸島の絶景・40分で登頂 |
| 叶岳(かのうだけ) | 341m | 福岡市西区 | ★☆☆ | 電車でアクセス・願掛け神社 |
| 立花山(たちばなやま) | 367m | 福岡市東区・糟屋郡 | ★☆☆ | 国指定天然記念物のクス林 |
| 四王寺山(しおうじやま) | 410m | 大野城市・太宰府市 | ★☆☆ | 電車OK・古代城跡をめぐる |
| 油山(あぶらやま) | 597m | 福岡市南区・城南区・早良区 | ★☆☆ | 家族連れや登山デビューに人気 |
| 皿倉山(さらくらやま) | 622m | 北九州市八幡東区 | ★★☆ | ケーブルカーOK・100億ドルの夜景 |
| 宝満山(ほうまんざん) | 829m | 太宰府市・筑紫野市 | ★★☆ | 福岡一の人気山・年間10万人超 |
| 福智山(ふくちやま) | 900m | 直方市・北九州市 | ★★☆ | 年間20万人・登山コース豊富 |
| 脊振山(せふりさん) | 1,055m | 福岡市・佐賀県境 | ★★☆ | 福岡最大の自衛隊レーダー基地 |
| 井原山(いわらやま) | 982m | 糸島市・佐賀県境 | ★★☆ | 花の名山・渓谷が美しい |
| 英彦山(ひこさん) | 1,199m | 田川郡添田町・大分県境 | ★★★ | 日本三大修験山・二百名山 |
| 三郡山(さんぐんざん) | 936m | 糟屋郡宇美町ほか | ★★☆ | 縦走コースの中継点 |
これだけの山が、福岡都市圏から「日帰り」で楽しめます。



低山から本格的な高山まで、目的と体力に合わせて選べるのが福岡の登山の魅力です
理由①:福岡の山は「都市から近い」が最大の強み
福岡に移住した登山好きの人が口を揃えて言うのが、「こんなに近くに山があるとは思わなかった!」という驚きです。



たとえば、宝満山(829m)の登山口である竈門神社(かまどじんじゃ)は、天神から車で約30分
そこから山頂まで約2時間で登れます。つまり、天神を朝9時に出発すれば、お昼過ぎには山頂に立てるのです。



立石山(209m)に至っては、登山口からわずか40分で山頂。玄界灘を見渡す絶景が広がります
東京から高尾山(599m)に行くのにかかる時間と比べると、福岡の山の「近さ」は際立っています。「登山は一日がかり」という先入観を良い意味で裏切ってくれるのが、福岡の登山環境です。
理由②:山の個性が豊かで、飽きることがない
福岡の山の面白さは「近さ」だけではありません。それぞれの山がまったく異なる個性を持っていることも、飽きずに通い続けられる理由です。
- 「海を見下ろしながら登りたい」→ 立石山・立花山
- 「歴史や神社を感じながら歩きたい」→ 宝満山・英彦山・四王寺山
- 「花が咲き誇る季節に訪れたい」→ 井原山・宝満山
- 「夜景を見ながら達成感を味わいたい」→ 皿倉山
- 「ガッツリ山らしい本格登山をしたい」→ 英彦山・脊振山
- 「年間を通じて手軽に登れる人気の山へ」→ 福智山
これだけ多彩な選択肢が日帰り圏内に揃っているのは、全国的に見ても珍しいことです。
難易度★☆☆:初心者・子連れにおすすめの低山
登山が初めての方や、子どもを連れて行く場合は、まずこの3山から始めてみてください。
① 立石山(たていしやま)|糸島市・標高209m
── 糸島の海を一望!登山口から40分で絶景へ ──
糸島半島の突端に位置する立石山は、標高209mと低山ながら、山頂から目の前に広がるのは玄界国定公園の絶景。
日本三大玄武洞のひとつ「芥屋の大門(けやのおおと)」と美しい弧を描く芥屋海岸が一望でき、眼下には糸島の街並みも見えます。山頂までは立石山の名のとおり、空に向かって立つ岩が点在。



頂上直下の岩場が少しスリリングで、それが「達成感」につながるぞ
登山口(芥屋第二駐車場)から山頂まで約40分。海抜0mから出発するため、海から山頂への高低差を全身で感じられます。



インスタグラムでも人気の絶景スポットとして若者にも注目されています
基本情報
- 場所:糸島市志摩芥屋
- 標高:209m
- コースタイム:約40分(登山口→展望台→山頂、往復約1時間30分)
- アクセス:JR筑肥線「筑前前原」駅から昭和バス「芥屋」行き終点下車→徒歩10分
- 注意:登山口付近に駐車場あり(芥屋第一・第二)
このような方におすすめ: 登山デビューの方/インスタ映えを狙いたい方/糸島観光のついでに登りたい方
② 叶岳(かのうだけ)|福岡市西区・標高341m
── 願いが叶う神社と、電車・バスで行ける手軽さ ──
福岡市西区に位置する叶岳(かのうだけ)は、山頂に「叶嶽神社(かのうだけじんじゃ)」が鎮座する低山です。「叶」の文字の通り、願いが叶うと言われるパワースポットとして地元で愛されています。



山道が整備されているから、スニーカーでも登れる手軽さが魅力
福岡市営地下鉄空港線の今宿駅または姪浜駅からバスでアクセスできるため、車がなくても気軽に来られます。



山頂周辺では高地山・高祖山へとつながるミニ縦走も楽しめるため、物足りない方は少し足を延ばしてみるのもおすすめです
基本情報
- 場所:福岡市西区今津
- 標高:341m
- アクセス:地下鉄「今宿」駅または「姪浜」駅からバス利用
このような方におすすめ: 車なしで登山したい方/お参りも楽しみたい方/半日で気軽に山歩きしたい方
③ 立花山(たちばなやま)|福岡市東区・標高367m
── 国指定天然記念物のクスノキ原生林が圧巻 ──
福岡市東区・糟屋郡新宮町・久山町の境に位置する立花山は、アクセスの良さと多彩な楽しみ方が人気の低山です。
最大の見どころは、6合目より上に広がるクスノキの原生林。樹齢300年以上の大クスが立ち並ぶ光景は、「こんな場所が福岡市の近くにあるのか」と思わず立ち止まってしまうほどの迫力があります。



このクスノキ原生林は国の特別天然記念物に指定されており、学術的にもとても貴重です
立花口からの登山道は全長約1,600mで、傾斜も比較的ゆるやか。登山口から山頂まで約50分と手軽に登れます。山頂からは西側の展望が秀逸で、糸島半島に沈む夕日や福岡市街の夜景も楽しめます(夜間登山の際は装備を万全に)。
戦国時代の武将・立花道雪(たちばなどうせつ)の居城があった山頂には、今も石垣や古井戸が残ります。



歴史ロマンを感じながら歩けるのも、この山の魅力のひとつです
なお、2025年8月の大雨により石垣ルートで土砂崩れが発生しています。登山前に最新情報を確認しましょう。
基本情報
- 場所:福岡市東区・糟屋郡新宮町・久山町の境
- 標高:367m
- コースタイム:登山口から山頂まで約50分(往復約1時間40分)
- アクセス:JR「新宮中央」駅から徒歩+バス利用
このような方におすすめ: 自然と歴史を同時に楽しみたい方/初心者の方/子ども連れの方
④ 四王寺山(しおうじやま)|大野城市・太宰府市・標高410m
── 古代の山城跡をめぐる、歴史好き必訪の山 ──
四王寺山は、大野城市・太宰府市・宇美町にまたがる標高410mの山です。「山頂」という頂上はなく、馬蹄形の尾根全体が登山・ハイキングエリアになっており、周回コースを歩くスタイルが一般的です。



最大の見どころは、日本最古の山城跡のひとつ「大野城(おおのじょう)」の遺構
7世紀に築かれた古代の山城で、城壁(土塁)・城門跡・礎石群など、驚くほど多くの史跡が山中に残っています。



「地面に書かれた歴史を歩く」感覚が味わえる、他の山では体験できない魅力があります
太宰府市や大野城市のエリアからアクセスしやすく、電車(西鉄・JR)でも行きやすい点も移住者にはうれしいポイントです。
基本情報
- 場所:大野城市・太宰府市・糟屋郡宇美町
- 標高:410m(最高点)
- コースタイム:周回コース約2〜3時間
- アクセス:西鉄「都府楼前」駅や「水城」駅方面からアクセス可
このような方におすすめ: 歴史が好きな方/電車でアクセスしたい方/のんびりハイキングがしたい方
⑤油山(あぶらやま)|福岡市南区、早良区、城南区にまたがる・標高597m
福岡市南部にある油山は、標高597mの市民に親しまれる登山スポットです。初心者向けの登山コースが整備されており、家族連れや登山デビューにも人気があります。



山頂からは福岡市街や博多湾を一望でき、天気の良い日は絶景を楽しめるぞ
登山時間はコースによって異なりますが、片道1〜2時間程度が目安です。自然豊かな森林に囲まれ、四季折々の景色を楽しめるのも魅力です。アクセスが良く、市街地から気軽に登山を楽しめる福岡市を代表する山の一つです。
- 場所:福岡市
- 標高:597m(最高点)
- コースタイム:コースによって山頂まで約2〜4時間
- アクセス:「堤都IC」または「野芥IC」から約15分
難易度★★☆:少し本格的に登りたい中級者向けの山


写真はイメージです
⑤ 皿倉山(さらくらやま)|北九州市八幡東区・標高622m
── ケーブルカーでも登れる、「100億ドルの夜景」の山 ──
北九州市八幡東区に位置する皿倉山(622m)は、「新日本三大夜景」に選定された北九州市の夜景を一望できることで全国的に有名な山です。山頂からは北九州市街・洞海湾・関門橋まで見渡す大パノラマが広がります。
登山としては、山麓駅から山頂まで徒歩約1時間30分。



ただし「ケーブルカー+スロープカー」を乗り継げば約10分で山頂に到達できるため、登山をしない人でも夜景を楽しめます
歩いて登る場合の登山道は整備されており、体力に自信がない方でも挑戦しやすい山です。昼は360度の大パノラマ、夜は幻想的な夜景と、時間帯によって別の顔を見せてくれる山は、福岡でここだけといえるでしょう。



ケーブルカーは天神方面からの高速バス「いとうづ号」でも直接アクセスできるから、車なしでも行けるぞ
基本情報
- 場所:北九州市八幡東区
- 標高:622m
- コースタイム:徒歩 山麓から山頂まで約1時間30分
- アクセス:JR「八幡」駅から無料シャトルバス(夜間・平日)、または西鉄バス42番「帆柱登山口」下車徒歩10分。天神から高速バス「いとうづ号」も利用可
- ケーブルカー料金:往復 大人1,230円・小人620円
- ケーブルカー運行時間:10:00〜22:00(4〜10月)、10:00〜20:00(11〜3月)
このような方におすすめ: 夜景を楽しみたいカップル・家族/登山が初めてでも達成感を得たい方/北九州観光のついでに
⑥ 宝満山(ほうまんざん)|太宰府市・標高829m
── 年間10万人が訪れる、福岡ナンバーワンの人気山 ──
宝満山(829m)は、福岡を代表する山と言って間違いない存在です。年間登山者数は10万人超で、竈門神社(かまどじんじゃ)を登山口とした正面登山道は、毎週末多くの登山者でにぎわいます。
古くから「竈門山(かまどやま)」と呼ばれた霊峰で、かつては最澄や空海も入山して祈願したという歴史があります。



「鬼滅の刃」の聖地としても注目されている竈門神社(作中の「竈門炭治郎」と同じ名前の神社)から登山がスタートするため、アニメファンにも人気のスポットだぞ
登山道の見どころのひとつが「百段ガンギ(ひゃくだんがんぎ)」。山頂に向かう急な石段は、かつての修験道の雰囲気をそのまま残しています。急なのでしっかり体力を使いますが、山頂では巨岩の上に白亜の社(やしろ)が立ち、360度の眺望が広がります。



晴れた日は雲仙岳や英彦山まで見渡せることも
標準コースタイムは竈門神社から山頂まで約2時間(往復約4時間)。
基本情報
- 場所:太宰府市・筑紫野市の境
- 標高:829m
- コースタイム:竈門神社→山頂 約2時間(往復約4時間)
- アクセス:西鉄「太宰府」駅からタクシー約15分、または「内山」バス停下車徒歩10分
このような方におすすめ: 福岡で初めて本格的な山に登りたい方/歴史・神社が好きな方/「鬼滅の刃」ファン
⑦ 福智山(ふくちやま)|直方市・北九州市・標高900m
── 年間20万人!九州屈指の人気を誇る登山者の山 ──
福智山(900m)は年間20万人もの登山者が訪れる、九州を代表する人気の山です。九州最大の山「九重山(くじゅうさん)」の年間登山者数がおよそ11万人(2014年実績)であることを考えると、いかに福智山に人が集まるかがわかります。



人気の理由は「登りやすくて、見どころが多い」こと
複数の登山コースが整備されており、初心者から上級者まで自分に合ったルートが選べます。春には「虎尾桜(とらおざくら)」という樹齢1,000年以上の一本桜が咲き誇り、「白糸の滝」など渓谷の景色も楽しめます。山頂からは360度の大パノラマで、玄界灘と周防灘の両方が見えます。



代表コースのひとつ「上野越コース」は整備されており危険箇所もなく、初心者でも安心
駐車場から山頂まで約2時間程度です。
基本情報
- 場所:直方市・北九州市の境
- 標高:900m
- コースタイム:上野登山口から山頂まで約1時間30分〜2時間(往復約3〜4時間)
- アクセス:JR「直方」駅からタクシー利用、または各登山口まで車でアクセス
このような方におすすめ: 年間を通じて登山を楽しみたい方/季節の花や滝も楽しみたい方
⑧ 井原山(いわらやま)|糸島市・標高982m
── 花の季節に輝く、糸島の名峰 ──
糸島市と佐賀県の県境に位置する井原山(982m)は、「花の山」として知られています。5月上旬にはコバノミツバツツジが山頂一帯をピンク色に染め、7月中旬〜8月上旬にはオオキツネノカミソリ(オレンジ色の花)の群落が沢筋を鮮やかに彩ります。



断層地形のため福岡県側は急崖となっており、渓谷・滝・沢が多数



水無谷(みずなしだに)コースは、渓谷沿いに涼やかな沢を渡りながら進む道で、夏でも心地よい清涼感があります
標準コースタイムは登山口から山頂まで約2時間。山頂からは脊振山地や玄界灘を望む360度の展望が広がります。健脚の方には隣の雷山(らいざん)との縦走コースもおすすめです。
基本情報
- 場所:糸島市瑞梅寺
- 標高:982m
- コースタイム:水無登山口から山頂まで約2時間(往復約4時間)
- アクセス:JR「波多江」駅から糸島市コミュニティバス「井原山線」で「井原山バス停」下車
このような方におすすめ: 花の季節に美しい景色を楽しみたい方/清流・渓谷の中を歩きたい方/糸島エリアで本格的な山に挑戦したい方
⑨ 脊振山(せふりさん)|福岡市・佐賀県境・標高1,055m
── 玄界灘と福岡市街を見渡す脊振山地の盟主 ──
脊振山(1,055m)は、福岡市と佐賀県の県境に連なる脊振山地の最高峰です。山頂には古くから山岳信仰の聖地として脊振神社が祀られており、多くの修行僧が修行した歴史を持ちます。



現在は航空自衛隊のドーム型レーダー基地もあり、独特の山頂景観が広がります
山頂からは眼下に玄界灘や福岡市街の大パノラマを一望。椎原峠(しいばるとうげ)を起点とした縦走コースでは、途中の「鬼ヶ鼻岩(おにがはないわ)」から絶景が楽しめます。
コースタイムは椎原を起点とした縦走コースで約5時間25分とやや長め。体力と時間に余裕を持って計画しましょう。
基本情報
- 場所:福岡市早良区・佐賀県神埼市の境
- 標高:1,055m
- コースタイム:椎原→矢筈峠→脊振山(約5時間25分)
このような方におすすめ: 縦走が好きな方/本格的な山に挑戦したい中・上級者
難易度★★★:本格派の山・上級者向け
⑩ 英彦山(ひこさん)|田川郡添田町・標高1,199m
── 日本三大修験山・二百名山。福岡最大のパワースポット ──
英彦山は福岡県(と大分県)が誇る最大の霊山です。日本二百名山であり、「日本三大修験道」のひとつに数えられる歴史と格式を持ちます。北岳・中岳・南岳の三峰からなり、最高峰の南岳は標高1,199mで福岡県内で3番目に高い山です。



千年以上の修験道の歴史を持つこの山は、山全体がパワースポット
石畳の参道を歩き「銅(かね)の鳥居」をくぐると、山岳信仰の雰囲気がひしひしと伝わってきます。中腹には英彦山神宮奉幣殿(こくしていじゅうようぶんかざい)が、中岳山頂には上宮が鎮座します。今も年間1,000人以上の修験者が全国から訪れる現役の修行の山です。
紅葉シーズン(10月下旬)と初夏(6月上旬のヒコサンヒメシャラ・オオヤマレンゲの開花)は特に多くの登山者でにぎわいます。



冬には中岳の氷瀑も美しく、四季を通じて楽しめます
表参道コースは初心者・子ども連れでも登れる難易度で、登りの所要時間は約2時間。一方、北岳ルートや岩場・鎖場があるルートは中〜上級者向けです。なお、英彦山神宮の上宮は現在改修工事中の場合があるため、訪問前に情報確認を忘れずに。
スロープカーも完備されており、登山をしない方でも英彦山神宮奉幣殿まで約15分でアクセスできます(2005年開業)。
基本情報
- 場所:福岡県田川郡添田町・大分県中津市の境
- 標高:1,199m
- コースタイム:表参道コース(奉幣殿→中岳往復)約4〜5時間
- アクセス:JR日田彦山線「彦山」駅からバスまたはタクシー利用 / 車の場合は大分自動車道「杷木IC」から東峰村経由
このような方におすすめ: 歴史・信仰の山に登りたい方/登山の経験を積んできた中〜上級者/紅葉や花の季節に本格的な山を楽しみたい方
目的別!福岡の登山おすすめ早見表
登山初心者・まず気軽に試してみたい
→ 立石山(糸島) または 立花山(東区) 標高200〜360mの低山で、登山口から40〜50分。下山後に糸島のカフェや観光を楽しむコースとしても最適。
電車・バスで行きたい(車なし)
→ 四王寺山(大野城市) または 叶岳(西区) どちらも公共交通機関でアクセス可能。車がなくても福岡の山を楽しめます。
「福岡で一番人気の山」に登りたい
→ 宝満山(太宰府) 年間10万人超が訪れる福岡のシンボル的な山。竈門神社からスタートできるため、観光と登山が一緒に楽しめます。
花の季節に絶景を楽しみたい
→ 井原山(糸島) 5月のミツバツツジ、7〜8月のキツネノカミソリが美しい。季節を合わせて訪れる価値があります。
夜景を見ながら達成感を味わいたい
→ 皿倉山(北九州市) 「100億ドルの夜景」と呼ばれる北九州の夜景は、福岡県内最高峰の夜景スポット。ケーブルカーでも行けるので、登山後に夜まで楽しめます。
本格的な霊山・修験道の山に挑戦したい
→ 英彦山(添田町) 日本二百名山・三大修験山の歴史と迫力を体験できます。表参道コースから始めれば初中級者でも挑戦可能。
登山前に必ず確認したいこと
① 装備は「低山でも」しっかり準備


立石山や叶岳のような低山でも、登山靴またはトレッキングシューズを用意しましょう。スニーカーで行ける山もありますが、雨の後や落ち葉で滑りやすくなることがあります。水・行動食・雨具・タオルも最低限必要です。
② 熊・マムシ・スズメバチへの注意
福岡の山では春〜秋にかけてマムシ(毒蛇)やスズメバチに注意が必要です。草むらに不用意に手を入れない、ハチの巣に近づかないなど、基本的な注意を怠らないようにしましょう。英彦山周辺ではツキノワグマの目撃情報もまれにあります。
③ 山の天気は変わりやすい
福岡の山は梅雨時期(6月)・台風シーズン(9月)に荒れやすいです。特に標高1,000m前後の山では、天気予報をよく確認してから出発してください。雷が鳴り始めたらすぐに下山することが重要です。
④ 登山アプリ「YAMAP」を活用する
「YAMAP(ヤマップ)」は日本最大の登山・アウトドアプラットフォーム。各山のルート地図・コースタイム・他のユーザーの活動日記など、役立つ情報が無料で確認できます。オフラインでも地図が使えるため、山中の電波が届かない場所でも安心です。
まとめ
この記事では、福岡県内の主な登山スポットを難易度・エリア別に11か所紹介しました。
改めて結論をまとめます。
- 福岡には低山から本格的な霊山まで、バリエーション豊かな山が揃っている
- 天神・博多から日帰り圏内に登山スポットが集中している
- 立石山・叶岳・立花山など、初心者や子ども連れでも楽しめる山が多い
- 宝満山・福智山・英彦山など、歴史・花・眺望と、山ごとに異なる魅力がある
「移住してきて登山を始めた」「子どもが生まれてから山に連れて行くようになった」という声を、福岡では本当によく聞きます。海も近く山も近い。これが福岡に移住する大きな理由のひとつです。
ぜひこの記事を参考に、あなたにぴったりの福岡の山を見つけてください。
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最終更新:2026年6月 / 登山道の状況は季節・天候により変わることがあります。お出かけ前に各山の最新情報を必ずご確認ください。立花山の石垣ルートは2025年8月の大雨による土砂崩れにより通行不可となっています(2026年6月時点)。




